妻の変化
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文/中国の人々

 【明慧日本2015年1月9日】私の妻は娟と言います。田舎育ちで今年50歳になりました。娟は実家の姉より強く、しかも親戚の中に男性がいないので、誰でも彼女の言いなりです。

 娟が家の嫁になってから、あたり前のように私も彼女の配下になりました。彼女は少し機嫌が悪くなると、熊みたいな掌で、私にビンタを食らわせます。話は大げさではありません。彼女と議論すると、本当に「泣く子と地頭には勝てぬ」ことになります。

 娟が法輪功を学んでから、私の暮らしは過ごしやすくなりました。彼女はもうあらを探すようなことをしなくなり、人と戦ったり罵ったりしなくなりました。私も、もうびくびくしながら生活する必要はありません。

 ここまで話して、自分でも恥ずかしくなりました。娟はだんだん良い人になっているのに、私は陰で情けないことをやってしまいました。娟は毎日同修達と一緒に学法をしに行きます。長い間、私の不倫に気づいてなかったのです。しかし、このような悪いことは、一時的に隠すことは出来ますが、ずっと隠し通すことは出来ません。結局、娟はすべてを知りました。私は最悪の状況を想定していました。しかし、目の前に起こった現実は、夢にも思いませんでした。

 娟は小さい声で私に優しく道理を示しました。彼女は「夫婦の間には縁があり、恩もあります。家庭は暖かで和やかであるべきなので、誰かが破壊すれば、それは無責任なことです。しかも、後世の子孫にも影響をもたらします。善いことをした家には子孫にその影響がおよび、積悪の家には必ず余殃があります」と話しました。

 娟の話を聞いて私は驚きました。彼女の才能と度胸に対して、私は恥ずかしくてたまりませんでした。どこでもいいから、隙間があれば潜り込みたい気持ちでした。こんな素晴らしい見識は、博士になった人でも分からないと思いました。法輪功の師父は彼女をこんな立派な人に導いてくださいました。

 それから、私は悪事をやめて正道に立ち返りました。料理のできない私はエプロンをかけて、台所に立ちました。娟は毎日外で人々に、法輪功が迫害された真相を伝え、人を救い済度していますので、彼女が家に帰ってきた時、すぐに暖かいご飯が食べられるように、私は頑張ります。私は法輪功修煉者ではありませんが、私は優れた法輪功の支持者になります。これは妻を良い妻に変えてくださった法輪功に対する恩返しです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/14/300270.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/29/147094.html)
 
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