法輪大法を修煉する素晴らしさ
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文/湖北省の大法弟子

 【明慧日本2015年1月5日】ある肝臓がん患者の物語を紹介します。最初私は古い同修と一緒に彼女に『轉法輪』を贈り、そして五式の功法も教えてあげました。しばらく経つと、彼女の顔色が良くなり、食欲もよくなりました。その後、彼女は私達に連絡しないまま、他県の実家に戻ってしまいました。数カ月後、彼女の義妹から、姉はもう長くないので葬儀の準備をしていると電話がありました。

 私は急いでどこにあるかも全く知らない彼女の実家に行きました。彼女の身体は、すでに腹水がいっぱい溜まっているようでした。痛み止めの薬をのんで注射を頻繁にしても痛みは止まらず、お粥すら食べられませんでした。彼女が実家に戻った理由は、何か気にいらないことがあったためだそうです。理由が分かったので、私は彼女に、師父に『轉法輪』の中で教えていただいた「相手のことを本当に怒ってはいけません。それだけでなく、心の中で相手に対して本当に感謝しなければなりません。」(『轉法輪』)という理と、説法の中でおっしゃっている、薬と注射は病気を体の中に押し込むことであるという理を彼女に伝えました。そして彼女に『轉法輪』を読んであげました。翌日彼女は、昨夜は痛みがなかったと言いました。夜になり、彼女の膨らんでいたお腹はだんだん小さくなり、膨らみが消えるまでになりました。また食欲も出てきました。

 4日目、5日目になって、彼女の実家の周辺では、神様がここにおいでになったと皆が騒いでいました。私のことを神様と誤解している彼らを見て、私は「人を救うのは私ではありません。人を救うのは、法輪大法であり、李洪志師父の威徳です」と説明しました。あるおばあさんは、私の目の前で「もっと早く大法を知れば良かった、そうしたら私の肺がんの息子も救われていました」と泣きながら言いました。家に戻る前日、ある肺がんのお年寄りが法輪功を学びに来ました。このおじいさんは毎晩咳で眠れません。しかし第2式の功法まで終わったら、おじいさんはその晩から朝までちゃんと眠れました。そしてまた騒ぎが大きくなりました。地主さんは、近所に警察署があるので、心配して私を帰らせました。

 私は2002年の暮れに初めて大法を知りました。当時私は、頭痛、喘息、心臓病、肝臓病、腎臓病、腰痛と多くの病気を患っていました。多くの名医を訪ね、良い薬をのみ、多くの神社のお守りを求めましたが、全く治すことができず、私は法輪功を学び始めました。しかし当時は邪悪の迫害の圧力が荒れ狂っていて、『轉法輪』を借りるのも非常に難しかったのです。数日後、ある人からこの宝の本を頂き、とても感謝しました。しかし本をいただいて数年後、私は夫と他の都市へ仕事に行き、しかも私達は以前有名な偽気功を学んだことがあったため、半信半疑になり、学び続けてよいかどうかと疑問に思うようになりました。

 2004年前半、私は家で『洪吟二』を暗記しました。私は低酸素脳症の障害がある上に、知識レベルが低いため、1つの詩を覚えるのに何日もかかりました。そのうち2つの詩をずっと覚えられませんでした。大学受験中の娘は、「お母さん、この2つの詩をまだ覚えているの? 私は聞くだけで覚えられたよ」と言い、暗唱してくれました。私はさらに焦りました。努力すればきっと暗記できます。それで暗記の時間を延ばし、繰り返し暗記するようにしました。ようやく『洪吟二』を暗記できました。そして次は『精進要旨』を読み始めました。最初は何カ所か意味がわかりませんでしたが、努力し続け『精進要旨』の一部を覚えることができました。それと同時に体の様々な病気が知らないうちに消えたり、軽くなったりしました。私は心から師父に感謝し、同修達にも心から感謝しました。

 私の患っている最も重い病気は喘息です。急に発作が起こり、起こったら動けず、眠れず、ご飯さえも食べられません。いつ命を落としてもおかしくないのです。大法を学んでから、だいぶ軽くなり、発作が起こっても、軽い程度で、時間も短く、ずっと薬を飲まないようにしていました。2004年後半、喘息が良くなり、顔色も良くなりました。そして年末になると、喘息の発作が再び始まり、急いで薬を買って飲みましたが、飲んでも止めることができませんでした。2005年、私達は、また他の土地で商売をしました。春か夏のある日、夫が仕事から帰って来た時、私は突然「明日家に帰りましょうか」と言いました。夫は言葉の意味がわかりませんでした。私が「もう喘息が止まったの」と言ったら、「へえ! どうやって止めたの?」と聞かれ、私は「私は心の中で師父に聞きました。最初は別の事を聞いたら喘息が続いていたけれど、『私達は家に帰るべきでしょうか?』と聞いたら、すぐに呼吸が楽になりました」と言いました。夫は何も言わず、「一緒に帰ろうか」と言ってくれました。

 大法を実証する過程で、色々な障害があり、色々なトラブルがありました。私はずっと諦めませんでしたが、喘息は根本的には治りませんでした。いつも繰り返し起こる喘息に対して、私は原因を探しました。私の接客は礼儀正しく、お金もケチらないし、正直で邪ではありません。そして大法を学ぶ時間も長く、正念を発する回数も多く、大法を広げるための危険を恐れません。大法を実証することはもちろん多ければ多いほどいいことです。そう考えると私は答えがわかった気がして、大法をもっと手伝うことを決めました。それから、私はもっと横断幕をかけたり、真相チラシを貼ったり、資料を配ったり、DVDを贈ったり、資料拠点の仕事をしたりしました。喘息はある程度治まりましたが、私はもっと衆生の目の前で真相を説くことをしなければならないと思いました。

 2010年以降、私の地区では資料拠点が数カ所増えました。私は真相資料の仕事をしながら、人の前で真相を伝えることもしました。市場にも農村にも行きましたが、農村を主にしていました。しばらく経ったら、喘息の発作は起こったり、止まったりしました。大法の仕事は確かに多くした方がいいのですが、いくら多く仕事をしても修煉の代わりにはなりません。夫は「あなたは考えの基点を考え直さなければならない。真相を説いたり、人を救ったりするのは、自分の病気を治すためでなく、慈悲で衆生を済度し、衆生が淘汰されないためにするのです」と言いました。「私はそんなふうには考えていなかったわ」と私は言いました。夫は「表ではそう考えていなくても、心の奥では考えたかもしれないので、それを消滅しなければならないね」と言いました。それから私は自身の考えの基点に気を付け、真相を伝えるときに心の底から衆生が淘汰されないためにするのだと思いました。それ以来、喘息は明らかに軽くなりました。

 私は数年前に気付かないうちに話したことが悪果を招いたことを思い出しました。2つの例を挙げます。1つは夫の歯が丈夫ではなく、ご飯を食べるのに時間がかかりすぎていました。ある日私は、「私の歯は全部丈夫ですよ」と言いましたが、その後、歯が全てぐらぐらしてしまいました。もう1つは、同修が病気で病院に行ったら、私は「これくらい我慢できませんか? 私は喘息で苦しんでいるのに、病院には行きませんよ」と言いました。今考えたら、近年喘息でかなり苦しんでいたのは、この事が1つの原因だと思います。以上2つの例はどうしてこのような悪果をもたらしたのでしょうか。今繰り返し考えたら、よくわかりました。どちらとも善意がなく、そして顕示心もあったのです。

 このような自身の修煉を注意していると、また別の問題が出てきました。それは同修と協力して真相を伝えている時に、だんだんトラブルが増えて来たことです。ある古い同修は、歩くのが遅いとか、人が話した時に邪魔するとか、伝えた内容は大げさだとか、私にいろいろ言って来ました。修煉者は怒ってはいけないと分かっていますし、特に真相を伝える時は心を純粋にしなければならないので、1回、2回、3回……とずっと我慢してきましたが、あんまりにも言われると我慢が出来なくなりました。心の中で私は、「ここ数年、私は喘息に苦しみ、足取りも重く、あなたは私の様子を目にしなかったのですか? その言い方は古い同修の言い方ですか?」と思い、また「あなたの話を邪魔しているのではなく、話が説明不足だったので、補充しただけなのに、間違っていますか?」とも思い、また「大法の真相を知れば病気が治ると私は言いましたが、これのどこが大げさなのですか?」とも思い、考えれば考えるほど腹が立ち、喘息の発作がまた出てきました。ある日私は夫に、「大法の名誉を壊すのでなければ、私は本当に死にたい」と言いました。夫は私の喘息の辛さを見て、悲しそうに私に「私はあなたが体力的には耐えられないのを知っています。なのに、あなたは心が強く、喘息で息が苦しんでいたのにもかかわらず、こうして我慢して田舎に行って真相を伝えて来た……なぜこんな思いもよらない事を言い出すのか?」「あなたはもう耐えられないと言うかもしれないが、慈悲な師父がいらっしゃるし、偉大な大法もあるから、どんな大変なことでも耐えられるでしょう?」夫は師父の関連の説法を持って来ました。夫の話を聞いて私も先程の危険な発言を後悔しました。私は心を広くし、心の容量が増えてきました。喘息の病魔にも負けません。夫も気が楽になりました。夫には師父の『ロサンゼルス市法会での説法』をちゃんと勉強しなさいと勧められました。

 落ち着いて法を学んだら、あの同修と一緒に真相を伝えた時に生じていた摩擦が少なくなり、たまにあっても、私の心は乱れませんでした。頑固な喘息の病魔も出て来なくて、真相を説くときに衆生に恥じることはなく、堂々と頭をあげることができました。

 当文章に不適切なところがありましたら、同修の皆さん、ご指摘ください。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/3/298192.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/26/147040.html)
 
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