幸運な三人のお年寄り
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文/山東省の大法弟子 朝霞

 【明慧日本2015年1月4日】私の叔母と両親の3人は、それぞれ87歳、81歳、76歳です。彼らは同年齢の人たちと比べると若く見え、頭もしっかりして、心身ともに健康です。しかも子や孫が多く、平和で幸せな生活をしています。知り合いは彼らのことを羨ましがり、「ますます若くなっている」と言います。実はこのすべては法輪大法の恩賜です。

 一、私の母

 母は76歳ですが、人生の半分以上を闘病生活の中で過ごしてきました。重い神経性頭痛、アレルギー性気管支炎、胃もたれ、貧血、めまいなど、色々な病気に痛めつけられ、村で有名でした。頭痛のせいで風も冷えも嫌がり、1年のうち8カ月は帽子をかぶっていました。

 病苦と家計の負担に、母はとても苦しんでいました。私の記憶では、母は楽しかった日はほとんどなく、長年憂愁と苦痛に満ちた顔をしていました。

 1996年の秋、母は幸運にも法輪大法の修煉を始めました。それからまったく違う人になりました。多くの病は知らないうちに消えて元気になり、8カ月もかぶっていた帽子を取りました。心も広くなり、他人に善意を持ち、親戚や近所の人達から尊敬と歓迎を受けて、生活がとても充実して楽になりました。

 もっと不思議なことは、母は法を学ぶ時間がそれほど経っていなかったのに、何十年もかけていた老眼鏡を外してもよく見えるようになり、視力も若者に負けないほど良くなりました。大法から知恵を開かれ、知識がほとんどないのに、1年も経たないうちに何冊もの大法書籍を読むことができ、そのうち何冊かの繁体字の本も暗記できました。家族は全員驚いて、大法の超常さを敬服し、母の修煉を応援しています。

 大法は母に健康な体を与えました。母は胆量があり、話し上手な人に変わりました。数年前、私は大法を修煉したため、何回も中国共産党に拘束されて迫害されました。母はいつも家族を連れて市公安局、610弁公室、留置場、洗脳班などの邪悪なところに行き、堂々と「息子を返してください」と要求し、公安局長の前で部下達の暴行を訴えました。母は正気満々で、少しも怖がりませんでした。家族が怖くて行けないと感じた時も、母は、「法輪功の修煉者は健康で、悪いことを一切せず、法律にも違反していません。何が怖いの? 人を勝手に捕まえた人達こそ犯罪者で、怖がるはずです。我々は正々堂々と子供を返してもらいます」と言いました。家族の協力で、私は毎回捕まった後にすぐに帰ることができました。このようなことは、母は修煉前には絶対に出来ないことでした。母が元々シャイで、胆量が小さく、表に出たがらない人だったのです。

 母は大法を修煉してから17年来、健康で薬を1粒も飲まず、注射を1回もしたことがなく、毎日幸せな生活を過ごしています。80歳近いのに、見た目は60歳ちょっとに見えるので、知り合いの皆に、「ますます若くなっている」と言われています。師父と大法のことを言う度に、母はいつも涙を流しながら私達に、「もし大法を学んでいなければ、今はどうなっているかわからない! 師父の恩情を絶対に忘れてはいけません。私は必ず修煉に精進し、師父の指示に従い、最後まで師父についていきます」と言っています。

 二、私の父

 父は今年81歳です。共産党の政府部門で数十年働きました。心臓病、脳動脈硬化、気管支炎、胃病、肩周炎など様々な病気を患い、長年薬を飲み続けてきました。定年後は毎年入院して治療を受けました。長年顔色が青く、健康状態が良くありませんでした。

 1996年に母が大法を修煉した後、父は母との付き合いで法輪功を学んでいましたが、本心ではありませんでした。父は共産党の無神論に毒害され、神佛の存在を信じず、大法の修煉を心から信じていませんでした。ただ一般の気功として体のトレーニングをしていました。それでも、慈悲な師父は父を守ってくださいました。父は修煉したり、やめたりしてしばらく経ったら、体の一部の病気が消えました。

 1999年7.20、共産党は法輪大法の弾圧を始めました。父は半世紀も共産党の「整人運動」(人を懲らしめる運動)を経験してきたので、共産党の残酷さは父の心に深刻な印象を残しました。さらに共産党の大法に対する迫害で、私が何度も連行されたことから、共産党に対する恐怖心はますます重くなり、巨大な圧力と共産党の嘘の毒害で、父は仕方なく大法の修煉をやめました。私が修煉を続けることにも恐怖を感じ、苦痛の中で過ごしていました。

 5年前、私の義妹は絶症(いくら治療しても治らない病気)に罹りました。手術後に医者は家族に、「余命は長くて半年です」と言いました。これを聞いた家族全員は大きな悲しみに落ち込みました。父は何回も涙を流しましたが、私と母は義妹が絶対に大丈夫だと信じていました。なぜなら邪悪に迫害された数年間、義妹はずっとリスクを受けながらも、できるだけ私を手伝いました。このような特殊な時期に、大法の修煉者に善意を示す人は必ず福報を得られます。私は家族に、「私たちが大法を堅信すれば、義妹は必ず良くなります」と言いました。父は半信半疑でしたが、母に、「もし今回嫁の病気が本当によくなれば、私は絶対に大法を一生懸命修煉する」と言いました。私は病室で義妹に「全身全霊、『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と念じてください」と伝え、家に帰ってから師父の法像の前で義妹へのご加護を求めました。

 奇跡が本当に現れました。義妹は手術の後しばらくして回復しました。治療を担当していた医者と看護師達は驚きました。家族の全員が師父の恩情に感謝しています。義妹が絶体絶命の状態から生還した奇跡に、父の心は大きく震撼しました。父は自分の言ったことを守り、真剣に大法を修煉し始めました。師父は父の智慧を開いて下さり、頭の回転が良くなり、記憶力も良くなりました。私達が何回読んでも覚えられない内容を、父は読んだらすぐに暗記でき、一気に説明できます。

 数年間、父は体に数回の病業の反応が現れました。修煉をしていない家族はとても心配して、何回も病院での治療を勧めましたが、全て父に断られました。父は家族に、「私は真剣に修煉をしているので、師父に体の浄化をしていただいているので、大丈夫だ」と言っていました。大法と師父に対する強い信念のおかげで、父は無事にそれぞれの難関を乗り越えました。難関を乗り越える度に、父の体は大きな変化があり、顔色が良く、若くなり、見た目は80代の年寄りには見えません。いつも元気で電動自動車に乗って買い物をしたり、外出したりして、同僚や同年齢者達に羨ましがられました。

 父は修煉をしてから、家のことを全て自分でやるようになり、ほとんど子供達にさせません。外でもいつも他人の立場で物事を考えていました。ある日父が自転車で外出したとき、歩道で1台のタクシーにぶつけられました。運転手の責任だったので、運転手の顔色は真っ白になり、急いで父を起こして、ぜひ病院を連れていくと言いましたが、父は痛みを我慢しながら、「私は大丈夫です。病院に行きません。心配しないで、帰っていいよ。私は自分で家に帰れます」と言いました。運転手は言葉が出ないほど感激して、父が遠く離れるまで見送りました。父は帰って来て、数日休んだら回復しました。

 一昨年の旧正月の朝、父はマンションの廊下で600元を拾いました。父はお金を落とした人は焦っていると思い、すぐ家に帰ってお知らせを書いてマンションの前に貼りました。すぐに落とした人が見つかり、父に深く感謝しました。

 三、叔母

 叔母は今年87歳で、負けん気の強い人です。叔母の話によれば、83歳まで、病気がほとんどなく、注射を1回も受けたことがありませんでした。しかし84歳の年に突然、肺積水と心筋梗塞の重病に罹りました。病気が重くて、2回も入院しましたが、あまりにも病状が重いので、病院に治療を拒否されました。仕方がないので、家に連れ帰って、村の医者に点滴をしてもらう日々を過ごしていましたが、病状が良くなったり、悪くなったりしていました。数日内に2回も寿衣〈死装束)を準備し、村の人々は叔母がもう数日も持たないと言いました。家族も叔母の葬儀を準備していました。

 ある日、叔母の病状が重くなり、水も一口も飲めず、息が苦しく、顔が紫色になりました。私達は焦っていましたが何も出来ませんでした。そのとき、叔母は突然私達に、「体に邪霊が付いて、喉のところに詰まっている。ご飯を食べさせず、水も飲ませず、息をさせず、私の命を奪いたいのだ」という叔母の話を聞いて驚き、叔母の病気に怪しさを感じました。家族の同修達は、「絶対に悪いものが叔母を迫害している。私達は必ず見つけて、消滅してあげよう」と話し合いました。

 皆すぐに動き出し、家の中のすべての物を整理しました。そうすると、壁にかけている写真の裏に、数枚の毛沢東と他に数人の共産党員の写真を見つけました。数年間隠れていて、叔母の病気に絶大な影響を与えていました。私達はすぐに写真を燃やしました。その後、再び叔母に大法の真相を説明し、叔母に「現在、師父と大法しか叔母さんの命を助けられません。叔母さんが心から師父と大法を信じて、全身全意で『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と念じれば、必ず師父が助けてくださいます。叔母さんの病気はすぐに良くなりますよ」と伝えました。今回叔母は私達を怒らず、真剣に聞いていました。今まで、私達が何回も大法の真相を伝えましたが、受け入れませんでした。主な原因はこの数年間、共産党の私達に対する違法な連行が叔母の心を深く傷つけたことです。今もパトカーの警笛が聞こえたら、体が震え、夜も眠れません。叔母は数十年間も共産党の無神論に深く毒害され、観念が固まって、なかなか真相を受け入れることが出来ませんでしたが、叔母は変わりました、口でずっと、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと言い続けました。

 奇跡が再びわが家に現れました。毛沢東の写真を焼いた後、叔母が観念を変えて真剣に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じてから、叔母の体は素早く回復し、数日しか経っていないのに、臨終に近かった重病人から、ちゃんとご飯を食べ、水も飲めるようになりました。村の人々は叔母の奇跡を自分の目で見て、とても不思議だと思いました。

 もう1つの奇跡があります。1年前、叔母のお尻に卵程の大きさの、堅い腫瘤ができました。私達は病院に行って手術をするよう勧めましたが、叔母は拒否しました。その後、大法を修煉した親戚の家に泊まりに行き、神韻のビデオを見たとき、叔母は突然、「カチャ」という大きい音を聞きました。無意識にお尻の腫瘤に触ったら、腫瘤が突然消えたと大変喜んでいました。お尻の皮膚も通常に戻りました。この奇跡は長年共産党に毒害されてきた叔母の無神論の観念を徹底的に変え、叔母は徹底的に神の存在を信じるようになりました。

 叔母は身体の調子が良くなり、90歳近くになったのに、腰はまっすぐ元気に歩いて、顔色も過去の黒灰色から血色がよくなり、1日3食しっかり食べることができます。叔母は神韻のビデオを見るのが好きで、師父の講法を見るのも好きです。年を取り福を得た、大法の光の下の幸運な命です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/4/299764.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/24/147026.html)
 
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