私の変化、そして夫の変化
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2014年11月7日】私は2009年に病気治療の為に大法を修煉し始め、その後心身ともに大きな変化が見られました。このような事実を前に、夫は大法の良さを信じ、私の家での学法煉功に反対しませんでしたが、同修との一切の接触を制限しました。数年来、私はその状態を完全に突破したことはありませんでした。

 子供は大学に通うために地方に行ってしまい、私は情に悩まされ、いつも子供の事が気になってたまりませんでした。この時、ある同修が1週間の時間を利用し、集中的に師父の全ての説法を勉強したことを聞き、私は震撼し、自分もそうしたいと思いました。同修の励ましと協力の下で、私は会社から1週間の休みを取り、心を静めて集中学法をすることにしました。

 私は夫に、数日の休暇を取って自分の修煉状態を調整したいと言い、同修と一緒に学法をする為、帰宅は夜の10時以後になるかも知れないと伝えました。彼はその場では反対しませんでした。しかし、グループ学法から帰宅した初日に、夫は以前と同じように、大騒ぎになりました。彼は極度に憤慨し、悲しんで、私の鼻を指さしながら、両目を真っ赤にして叫んでいました。「なぜ一日中外出する。家をほったらかして! 離婚するよ」と言って、同修や大法を罵る言葉を口にしました。私は彼が邪悪にコントロールされていることを知っています。グループ学法は師父が私たちに残された修煉の形式です。私を妨害しているのは邪悪にほかならず、家でも私はこの点を正すべきだと思いました。私は落ち着いて、彼を見ながら発正念し、そして彼の元神と交流してみました。「あなたは私の修煉を助ける為に来ている上、あなたも一方の衆生を代表し、私が円満成就すれば彼らも救われます。邪悪に利用されてはなりません。法輪大法は正法であり、宇宙の大法なので、大法に抵触すれば未来がありません」。

 発正念の中で、私はその邪悪の生命が解体されたのを見ました。常人の面では、彼に蔓延っている気勢も大分弱くなりました。この時、私は彼に真相を伝え、彼の疑問を一つずつ解していきました。「私が学法しに行くのは、子供を懐かしむ心を和らげ、悩みから解消されたいからです。今はだいぶ落ち着いてきたのですが、これはあなたも望むことではありませんか? 私が学んでいる法輪大法は、私に心身両面の健康を与え、良い人になるよう教えています。私に健康があれば、家事をこなし、両親に親孝行をする土台ができ、更に良い心理状態であなたや両親を心からケアしていくこともできます。あなたも観念を変え、法輪大法に抵触せず、私の学法に反対しないでほしいのです。もし私が一日中キリスト教や仏教を勉強しに行くのなら、あなたも同じように反対しますか? 法輪大法は佛法です。邪悪な中国共産党の嘘偽りに騙されないでほしいのです。私の今回の集中学法はおよそ1週間かかりますが、時間があまりないので、毎日早く出て、遅く帰る事になります」

 彼は私の話を聞き、沈黙し、長く佇んでいました。最後に、彼は、「もういいよ」と言いました。彼は私の話に耳を傾けたことが分かりました。今回、彼の騒ぎを前に、私は彼を嫌がらず、善意を持って彼と交流し、真相を伝え、良い効果が得られました。

 「しかし、問題にぶつかったら、私達も考えなければなりません。彼はなぜあなたの目の前で本を破ろうとしているのでしょうか? やはり私たちに何かの心があるのではないでしょうか? または私たち自身のどこかが間違っているのではないでしょうか?」(『長春補導員法会での説法』) 師父の説法のこの部分を学ぶとき、私は突然あることを認識しました。私は夫の非難を目の前にし、内に向けて探しませんでした! これこそ、私が繰り返し真相を伝えても、彼が依然として同修や大法を罵る原因です。私のどこが間違っているのでしょう? 内に向けて探し、私は多くの不足を見つけました。例えば、勉学の為に遠くへ行ってしまった子供の父親として、彼も私と同じように子供の事を心配し、寂しい思いをしている筈ですが、私は全く彼を思いやっていませんでした。生活面でも、いつも彼は私の事を気にかけてくれましたが、私は全く彼の事を気に留めず、彼の話を聞きたくなく、彼がテレビを見るのも嫌がり、彼に付き添いたくなく、彼を粗末に扱い、闘争心もありました。見つけたなら、それを取り除かなければなりません!

 師父は『米国中部法会での説法』の中で「大法弟子は常人の中で修煉しており、家庭、親族友人との関係を正しく扱うべきです。善をもって接し、慈悲でなければなりません」と説かれました。私は大法弟子ですので、彼に慈悲を持って優しく接すべきで、彼に大法の良さを知ってもらい、大法弟子の善良を感じてもらうべきです。

 その後、私は毎朝早く起床し、朝食の後に昼食の弁当も用意しました。彼の冷たい反応にも私は心を動じることなく、笑顔で彼の出勤を見送りしました。今、孤独や落胆、子供への恋しい思いを感じ、痩せていく彼を見て、私は心底から彼に対する慈悲を覚え、本心から彼の事を気にかけるようにし始めました。

 私が自分の不足を見つけたとき、彼も変わり始めました。今朝、彼の態度はすごく良くて、私とぶつかったりしなくなりました。

 今日は集中学法の5日目です。毎日大量に学法する為、私は自分の心性が飛ぶように向上しているように感じます。問題やトラブルがあったら、自然に対処できるようになりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/25/299404.html)
 
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