文／河北省の大法弟子 慧心（仮名）
【明慧日本2014年11月2日】私は1994年に法輪功を修煉してから、患っていた心臓病もいつの間にか治り、法輪大法の素晴らしさと不思議さをこの身で体験しました。本日、私の身辺の一般の人々が真相を知ってから、彼らに起きた素晴らしい事例を書いて、もっと多くの人々に、法輪大法は人を善に導く正法であることを知っていただきたいと思います。
一、家政婦は何事も人を優先し、家庭が円満になる
私の家で30代の家政婦が働いていました。彼女は来始めた当初、毎日沈んだ顔をして、とても辛そうな様子でした。我が家に来るすべての人は縁のある人だと考えて、私は彼女と対等に接し、何事も彼女を思いやって、気を遣い、困難なことがあれば、出来るだけ彼女と腹を割って話し、そして、彼女に法輪大法の実態を伝え、三退させました。
彼女は次第に私を最も親密で、もっとも信頼できる人だと思うようになり、彼女の不幸せな状況を話してくれました。実は、彼女の結婚はすでに破たん寸前で、追い詰められて、とても苦しんでいました。夫は彼女にまったく無関心で、彼女を大事に考えず、家の事を何も相談しないと言いました。ある日、彼女の家に人が来て、「2千元を渡してください。ご主人が貸してくれる約束をしました」と言ったそうです。しかし、その件について、彼女は全然知らされておらず、当然納得できなくて、夫と大喧嘩になりました。
私はその話を聞いて、彼女に「私達の師父は私達に何事も他の人のこと、相手の事を優先に考えるようにと説かれています。あなたは考えて見てください。もしかしたら、何か特別な場面で、ご主人は断ることができず、面子を保つために約束してしまったのかもしれません。家にはお金がそれほど多くないのを知っているため、本当に貸したいと思っていなかったかもしれません。もしかしたら、彼は帰宅後、あなたに言うのを忘れていたのかもしれません。それに、男性は外ではとてもメンツを重んじています。あなたは妻として、彼のことを理解してあげるべきです」と言いました。彼女は「自分は確かに人を許さないタイプで、夫に決して負けず、いつも喧嘩をしていました、それに、離婚もほぼ確実になったため、もうその日その日を過ごしています」と言いました。また「2人はお互いにほとんど会話はなく、財布も別々です」と言っていました。私は「あなたがこんなに怒っているのは、彼にまだ未練があるからです。あなた達はきっと一緒に生活ができるはずです。あなたが今言っているのはすべて腹立ちまぎれに言ったに過ぎません。トラブルに遭った場合、まず自分の内に向かって探すべきです」と言いました。また、彼女に「私達は師父に、女性は穏やかで優しくすべきだと教えられています」と言って、師父の関連する説法を彼女に読んで聞かせました。
このようにして、私達は何度も話し合うことにより、彼女の気持ちは次第に変わってきました。最初の頃の沈痛な表情はなくなり、笑顔も見えるようになりました。特に彼女は毎日、私の家での言動、物事の対処の仕方を観察していて、私がいつも善良で、慈悲、寛容な態度で、他の人の苦痛や苦労を思いやり、また怨まず、責めない振る舞いを見て、とても考えられないと言いました。また、自分の家族3人は目茶目茶になっているのに、ここの家庭はなぜこんなに睦まじいのか、自分はなぜ夫と上手く付き合っていけないのかと考えたそうです。私は彼女に「私は何事も真・善・忍に基づいて自分に要求しています。もし私が大法を学んでいなければ、私もここまでできません」と言いました。私はさらに彼女に「いつも人のために多く考えてください。生活の中で、ご主人に思いやりをもって優しくし接し、自らコミュニケーションを図り、また心を広くして、ご主人の言動を大目に見て、決して細かいことにこだわらず、何かあればご主人と共に分かち合い、彼の心配事を分かち合うようにすれば、あなた達2人の心はますます近づき、気持ちも次第に打ち解けていくでしょう」と言いました。それ以来、彼女は生活の中で、本当に自分を改め、以前のような「怒りっぽい」態度をやめ、ご主人に優しくするようになりました。
ある日、ご主人は彼女に「あなたはどうして怒りっぽくなくなったの？ どうして私と喧嘩をしなくなったの？」と尋ねました。彼女は「おばさんの家（私の家のことを指す）はとても仲睦まじくて、温かくて、とても居心地が良くて、私達にはなぜできないのかしら？ 私は自分を変えて、あの法輪功修煉者のように、何事も他の人のことを考えて、優しくて、人の気持ちがよく分かる妻になりたいと決心したの」と答えました。それを聞いたご主人はとても喜んで、「これは大変素晴らしいことだ。おばさんとよく話し合ってください。私は後ほど、あのおばさんにご馳走をしようと思う」と言いました。
彼女は変わり、ご主人も変わりました。ご主人は以前の彼女に対する無関心な態度を改めました。ある日、風邪を引いた彼女のために、ご主人は一晩中寝ないで、薬を持って来たり、水を持って来たり、彼女の背中を揉んだりしました。それは結婚して10数年来、初めてのことだったそうです。翌日、彼女が我が家に仕事に来た時、ご主人はまた心配して電話をかけてきて、体調はどうかと聞きました。彼女は嬉しそうに「今までこのようなことがなかったから、少し戸惑っています」と言いました。仕事が終わると、ご主人はバイクで迎えに来ていました。それもまたまったく彼女の予想外のことで、彼女は感動して涙を流したそうです。
翌日、彼女はとても嬉しそうに昨日のことを話しました。そして、「ありがとう」と言いました。私は「私に感謝しないで、私達の師父に感謝してください。師父が私にそうさせたのです」と言いました。
それ以後、家政婦は毎日我が家に来ると、いつも笑顔いっぱいで、歌を歌い、もう苦痛の表情は見えなくなりました。大法の法理は彼女の心に注ぎ込まれ、彼女の人生を変え、彼女に思いがけない幸せと喜びを運んでくださいました。
彼女は「これから、私はあなたの家で学んだ、人として道理を永遠に覚えて、永遠に忘れないようにします。このようなことは両親でさえも教えてくれませんでした」と言いました。私は「あなたは永遠に『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と覚えてください。あなたはもっと幸せになりますよ」と言いました。
二、庭師の話
わが家の庭師は、私の人柄と処世の仕方が他の人と異なり、彼女たちに対して、寛容な態度で思いやりをもって対処し、決して差別せず、身内のように対応しているのを見て、何か悩みごとがあれば、私を気心の知れた友達として、すべて私に打ち明けます。私は大法の素晴らしさを至る所、生活の中での細かい所の現れまで彼女たちに見せ、彼女たちもそれを深く感じ取りました。そして、大法の真相を知り、みな三退しました。
ある日、庭師は路上で大法弟子が卓上カレンダーを配っているのに出くわしました。庭師は自発的にカレンダーを人々に勧めながら「持ち帰ってよく見てくださいね。きっと福の報いがありますよ」と言いました。また捨てられた真相資料を見ると、それを拾い、大法弟子が掛けた横断幕が落ちたら、掛け直していました。庭師はいつも、会社の幹部や周りの同僚に「良い人にならなければ、法輪功のおばさんと一緒にいる時間は無駄に過ごしたことになるでしょう」と言っています。
三、カーテンの店主が真相を知った後 三退を勧める
わが家のカーテンを作った店主は真相を知った後、とても嬉しそうに、「私はちょうど悩んでいたところでした。今、天災や人災がこれほど多くて、どうすれば平安が守れるかを知りませんでした。今、お話を聞いて、とても信じます。私は帰宅したら、家族や親戚、友人たちを集めて食事をして、皆にこの話をします。必ず彼らに分かってもらって、三退させます」と言いました。
数日後、彼は本当に二十数人の三退者の名簿を持ってきて、一人ひとりの実名を書き、さらに、それぞれの仮名も書いていました。私はそれを見てとても感動して、「一つの名前で結構ですよ」と彼に言いました。彼はとても真剣な顔で、「駄目です。真剣に対処しなければなりません。ぜひとも李大師に知っていただきたいのです」と言いました。
しばらく経って、再び彼と会った時、彼はとても興奮して、「私の故郷の三退した人は皆報われました。地震の時、茶碗が地面に落ちても割れませんでした。少しの損失もありませんでした。李大師は私達を護ってくださったのです」と言いました。
