校長先生が「三退」し、命が助かった
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文/新梅

 【明慧日本2014年10月20日】法輪大法が迫害されてから、私は大法の真実を訴える為に北京へ行きし、留置所に収監されました。家に戻った後、私の教師の仕事は停職になり、警察は校長先生を監視役としてわが家に送り、校長先生はしょっちゅう私の行動を監視するため、雑談しに来ました。私はこれを、真相を伝えるチャンスとしました。

 最初、校長先生は真相を聞くのを恐れ、いつも話題を逸らしました。ある日、私は彼にこう言いました。「わが県の××工場長は私に感動的な話をしました」。彼は「どんな話ですか?」と聞き、私は「彼女は自分自身、一生涯で多くの奨励をもらい、皆の模範であって、すごく良い人だと思っていたそうです。しかし、『轉法輪』を読んでから分かったのは、以前、自分がやってきたことは人間のすべきことではなかったことに気づきました」と答えました。

 校長先生はびっくりして、「こんなに威力のある本ですか?」と聞き、私は、「これが天から授けられた本です。読めば人間が生まれ変わります!」と答えました。彼は「『轉法輪』を探してくれませんか?私も読みたいです」と言いました。私は早速『轉法輪』を取り出して彼に渡し、そしてDVD『天地と共に風雨の中を行く』を彼に見せました。その後、彼は喜んで本を持ち帰りました。

 この校長先生の副業は食料の買い付けです。彼はよく学校の他の先生たちに、食料を買い付ける際、自分がいかに人をうまく騙して利益を得たかのノウハウを誇示していました。もし、誰かがそれに異議を唱え、あるいは賛同しない表情を見せると、彼はすぐに今の社会に対する不満を口にします。「私の場合、相手も納得した上でのことですが、汚職官吏の××は億単位の金銭を着服し、高官の×××は多くの妾も持っているのに…」。これらの腐敗した政府高官に比べると、自分はまだまだだと、いつも怒りを覚えていました。

 十数日後、彼は本を返しにわが家に訪ねてきました。私を見るや否や、彼は興奮して言いました。「この『轉法輪』は本当に素晴らしいです。私は善悪に報いがある道理を知り、今後良いことをして徳を積み、引退してからあなたと一緒に法輪功を学びましょう」。私は彼が邪悪な共産党を恐れ、今は煉功できないことを知っていて、無理強いしませんでした。その後、私は彼に「三退」を説明して勧め、彼は仮名で中国共産党から離脱しました。

 それから彼は変わりました。仕事において、彼は先生を叱責することを止め、困難のある先生を熱心に助けるようになりました。近隣の人も彼が食料を買い付ける際、トリックを使わなくなったと証言しています。また、彼は先生たちに法輪功の良さを伝え、邪悪な共産党が私の状況を把握しに来たとき、彼はいつも私の味方でした。

 2008年秋のある日の午後、校長先生は電動二輪車で学校に向かう途中、お昼に少し飲酒したせいか、かなり速いスピードで走っていました。彼は前方の路上にある凹みに気づかず、そこを通る時二輪車から放り出され、そのまま路上に落ちました。体重が約100kgもある彼は、高血圧もあり、その場で気を失いました。農作業をしている人たちは彼の様子を見に走ってきて、気が付いた彼は上半身を起こして座りました。多くの人は彼に病院での検査を勧めましたが、彼はどこにも痛みを感じず、そのまま電動二輪車に乗って学校に向かいました。放課後、帰宅した彼は妻に言いました。「法輪大法に保護されていなければ、この高血圧の私は、その場で命を失ったでしょう。本当に三退すれば無事が得られますね!」

 事後、彼は私にこのことを話し、感謝で一杯でした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/19/298775.html)
 
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