文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年2月7日】2009年、兄嫁はギラン・バレー症候群(訳注:筋肉を動かす運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気)を罹り、四肢がしびれていて、身体が自分の思い通りに動きませんでした。靴下もはけず、ごはんも食べられず、このままいくと、命も財産もなくしてしまいそうでした。兄は病状が分かった後、泣きました。
私はこのことを知ってから、病院にお見舞いに行きました。彼女に法輪大法が迫害された真相を伝え、そして「三退」を勧めると決心しました。兄は以前に脱退していました。
私はお守りを握って、病室に入りました。彼女に「あなたに良いものをあげます。欲しいですか?」と聞きました。彼女は何の返事もありませんでした。兄は「首にかけてあげて」と言いました。私は彼女に(共産党の)党・団・隊に入ったことがありますか? と聞きましたが、彼女は共青団だけ、と答えました。私は「平安になれるように、脱退しましょう」と言いました。彼女は迷わずに「脱退します」と言いました。私は小さな声で彼女に『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を念じることを伝えると、彼女は「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じるだけですか。やります」と言いました。彼女は大きな声で繰り返し念じました。
それから10日間が過ぎました。私は兄から彼女の病気が完治したことを聞き、再び病院に見舞いに行きました。そこで、彼女は自分の不思議な体験を語り始めました。
「あなたが帰った次の日、ある人が私に、ベッドから降りて、缶詰を食べなさいと言いました。私は自分が動けないのですよ、どうやってベッドから降りて缶詰を食べるのですか? と思いました。すると、あの声が同じ内容の話を再び話しました。その時、あなたの兄はあいにく病室にいなかったので、私はどうしても食べたくて、死にそうなくらいでした。私は本当にベッドから降りて、机の引き出しから缶詰を取り出して、手の上に乗せました。その瞬間、私は驚き喜びながら言いました。「私はもう治りました」。同じ病室の人は「あなたは大丈夫ですか? なんか変ですよ」と言いました。私は自分が本当に元気になったということを、皆に伝えました。みんな、私が本当に良くなったと、信じるようになりました。
「あなたの兄が戻ってきた後、私は先ほど起こったことを伝えました。彼は『冗談を言わないでくれ』と言いました。私は『信じなければ、見てごらん。あの缶詰は私が開けたのですよ』と話しました。あなたの兄は、他の人に確認したてから、ようやく信じました」。
次の日、兄嫁は自分の病気が完治したことを医者に伝えました。医者は彼女を検査した後、驚きました。「奇跡です」と言いました。彼女はまたこのような話もしました。「自分が『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じるとき、この九文字は頭のてっぺんにあります」。
彼女は退院してから間もなく、自分の頭に大豆くらいのこぶが出てきたことに気づきました。彼女と兄は、病院に行くかどうか、しばらく様子を見てから決めると相談しました。
その後、彼女は夢を見ました。ある人が「怖がらないで、あなたは大丈夫ですよ。私があのこぶを引っぱったら、あなたは一そよぎの風を感じます。すると、あなたの頭には血の痕だけがつきます。
彼女が目覚めて、鏡を見ると、こぶがなくなり、血の痕だけが残っていました。彼女はまだ寝っていた兄を起こして、先ほど起こった不思議なことを伝えました。
ある日、彼女は2010年の神韻DVDを観た時、思わずに泣きました。兄は彼女の様子を見て、「どうして泣くのですか?」と聞きました。彼女は「私もその中にいるような感じがします」と答えました。
今、親戚、友人、近所の人、知り合い、同僚も含めて、大法を信じていなかった人が、みな自分の目で大法の素晴らしさを確かめ、全員が「三退」しました。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/15/147977.html)