1年365日 毎日 三つのことをしっかり行う(二)
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 【明慧日本20155月31日】前の文へ

 大法は無形で、全体を成す

 ある日、市場で同修がある女性にお守りを無理やり渡そうとしているのが見えました。そこには私服警官も多くいるので、同修の安全と大法の事を考え、私は彼女たちに近寄り、こう言いました。「あら、これは良いものですね。金や銀、玉よりもよく、安全を守ってくれるそうです。家に持ち帰って供養している人もいるそうですよ」。私の話を聞き、その女性は喜んで受け取りました。

 また別の日に、同修はある中年女性に神韻公演のDVDを渡そうとしていましたが、その女性はどうしても受け取らず、多くの通行人もいるので、私はさっそく近寄って言いました。「この歳になって、こんなに良いショーを見たことがありません。本当に見た後、心地よかったです。まるで神が演じているようでした。これを見てから病気が治りました。また、物事が順調に運ぶようになったという話も聞きました。こんなにいいものはお金では買えませんよ。もらえる人は幸運です」。中年女性は微笑んでDVDを受け取りました。彼女の隣にいたある幹部らしき老人が、「私にも一枚くれませんか?」と言い、同修は彼にも渡しました。彼は、同修に感謝の意を再三述べてから去りました。

 真相を伝える際、妨害に遭うことがありますが、正念を持てば、師父は必ずそれを解決して下さいます。

 ある日、市場の近くのバス停にたくさんの人がいて、私は真相を伝えたかったのですが、目の前に2台のパトカーが止まっていて、中には数人の警官が座っていました。もう1台のパトカーの中に座っている私服警官は車外を観察しています。私は『轉法輪』の中の師父の説法を思い出しました。「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります。」[1]  私は早速このように発正念しました。「私はこの宇宙で最も正しいことをしようとしています。邪悪な警官は妨害せずに、すぐにこの場から離れます」。2分後、パトカーが立ち去りました。師父による加持の下、その場で私は40数人を三退させてあげることができました。

 去年の冬は大雪だったため、息子は私たちに、生活用品は自分が買って持って行くので、外に出ないようにと電話をかけてきました。私は口では「はい、はい」とは言ったものの、人々を救うため、一日も休まず主人と出かけて行きました。

 最近、私と夫は情の関を経験しました。嫁は私たちに孫の世話を全面的にしてほしいと頼んできました。法の角度から考え、私たちは息子と話し合うことにしました。「修煉が第一です。もし私たちが修煉していなければ、孫の世話をするどころか、私たちの病気などであなたたちが悩み、精神的にも経済的にも負担を強いられていたでしょう。16年間、私たちはあなたたちに心配をかけず、孫の世話もある程度手伝ってきました。これは大法による御恩です」。息子は頷きました。「一心に孫の面倒を見ることは出来ませんが、特別な事情がある時は考慮します。家政婦さんを雇うのでしたら、私たちは経済的に援助します」。こうして、彼らは私たちの提案を受け入れました。情と法理の中で、私たちは賢明な選択をしました。一般の人々との事を上手く処理しつつ、修煉における三つのことの実行を徹底させるのが、私たちの修煉の道だと思っています。

 私たちは法を正す時間の長さに執着せず、ただ師父のご加護の下、劫難が来る前に多くの人々を救わなければいけません。修煉の道のりにおいて、精進のみで、絶対に後退してはいけません。「修は己にありて、功は師にあり」[1] 、一切の執着を放下し、師父のお言葉に従い、毎日直接会って人々に真相を伝え、誓約を果たし、師父について家に帰りましょう。

(完)

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/9/295734.html)
 
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