文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年6月2日】私は修煉する前まで、何をやっても長く続きませんでした。しかし、2006年に商売を始めてから、今この体験文章を書くまで、経営の道で8年間も法を実証してきました。この過程は絶えず執着を修め、自分を突破し、変える過程でもあります。
99年「7.20」以降、迫害により私は仕事を失いました。それから出稼ぎに行き、前後三つの仕事をしました。三つともしばらくやっているうち、雇い側がすぐ辞めることになりました。夫はそれなら自分たちで商売を始めよう、そうすれば時間的にも自らコントロールできるからと言いました。以前の私はとても自信がなくて、仕事を探すぐらいでも、法を暗記しながら、勇気付けて家を出たので、商売をするなど想像もできませんでした。夫は私と一緒に法理に基づいて交流し、励ましてくれました。
私たちは世間で大法弟子の一存で決める正しい環境、修煉の環境を立ち上げたいと思いました。それで、店を決めて商売を始めました。始めたばかりの時、毎日いくら売り上げたのか、家賃が足りるかを計算して、心が落ち着きませんでした。これは正しくないと分かり、たくさん法を勉強するようにしました。頭に法しか入れず、利益を求める心と心配する心を取り除いて、自分は商売をするために来たのではなく、ただ最大限に常人の状態に符合して修煉しているだけということを認識しました。
商売をするのは初めてなので、経験もなく、店を決めてからは、人から「今までその店を経営してきた人の中で、商売をうまく行った人は一人もいない、一年の間に経営する人が何人も変わっている」と言われました。「彼らがどのぐらい続くかを見てみよう」と、笑いものにしようとする人もいました。複雑な環境で、私たちは法を勉強することによって心を静めました。得と失の理、世間の福と徳との関係が分かり、心境も穏やかに変わり、外界の表れに影響されなくなりました。心境が変わるにしたがって、商売も奇跡的に良くなりました。もともと笑いものにしていた人も敬服するようになり、私たちはこの形式を通じて大法を実証しました。
商売がうまくいくにつれ、仕事のない数人の同修たちがここで仕事をしたいと言い、ちょうど私たちも人が必要でしたので、同修たちにいい環境を提供できれば、それは当然いい事だと思いました。この考えが出ると、師父が按排してくださって、私たちが相次いで2つ、3つの店を持つようになり、多いときは5つもありました。この数年の間、数人の同修が私たちのところで仕事をして、中に迫害後に修煉が緩んでいるような人、修煉を始めたばかりの新しい学習者、ここで仕事をすることで修煉を始めた人もいます。このような修煉の環境の中で、彼女たちの変化はとても大きく、真に修煉して今日まで続けてきました。師父の慈悲なる按排に感謝いたします。この中の多くの事が見た目は偶然のようですが、後で振り返ってみると、それはあまりにも奇遇だと感じます。この按排にどのぐらい師父の慈悲が尽くされているでしょう。
商売をする過程において、同修とトラブルや誤解や執着が生じることがあります。同修からの誤解と疑いに対して、私はすべて大法で判断し、同修を許し、受け入れてあげて、内に向かって自分の利益を求める心、頼る心、闘争心、怨み、不平を修め、大法の中で知恵と慈悲心を修め、強い意志を身につけました。この数年、市場の不景気によって、多くの商売人は前に及ばないと言っていますが、私たちの商売は影響を受けていないだけではなく、収入がかえって前より増えました。これも大法の不思議な力の世間での表れでしょう。
邪悪が狂気じみたあの数年、店に来て交流をした同修は平均して一日10人ぐらいおり、何かあったらすぐに知らせに来て、解決できます。後で同修から聞いた話ですが、彼は私の店の前を通るたび、店の名前を見るだけで励ましになり、さらに確固として修煉していこうと決心が固まったと言いました。その後、来る同修があまりに多かったため、安全に注意し、用事があったら来て、無ければ来ないように伝えました。環境もみんなで守る必要があります。
店の数人の同修は一つの学法グループであり、一つの修煉の大家族でもあります。数年来、毎週の集団学法を続けてきて、どんな情況であっても予定通りに行なってきました。私たちが自分で資料、DVD、お守り、真相を伝えるシール、紙幣を作って、昼か夜に配布に行きます。数個の店とも長期に理性的に真相紙幣を使っており、縁のあるお客に会えば、真相を伝え、三退を勧めています。商品を仕入れする時、提供する業者に真相を伝え、三輪車を利用する時、運転手に真相を伝え、汽車に乗る時に隣の人に伝え、縁のある人に会えばその場で伝えます。大多数の人がみんな真相を分かってくれて、三退をしました。彼らの生命が助けられて私も内心から喜びを感じ、自分の生命は法を実証し、衆生を救い済度する事と共にあると更にはっきり分かるようになりました。
今年、一つの店の大家さんが自分で店を経営したいと言って、契約を中断することになりました。そうなれば3人の同修たちが仕事を失う事に直面し、良い環境も失うことになります。私たちは、師父が按排してくださった道を歩み、この環境が私たちに法を実証し、人を救い済度する場所なので、邪悪に思うがままに破壊されてはいけない、常人を利用して私たちの環境を破壊するすべての邪悪の要素を取り除き、すべてを師父にお任せしますという正念を発しました。師父が私に商売する能力を与えてくださったのは、法を実証し衆生を救い済度するためであるので、それを有効に発揮し、同時に同修たちに良い環境を提供する責任があると悟りました。心境を正しくすると、大家さんは再び私と契約を結びました。それに「いつまで使ってもいい」と言ってくれました。師父の慈悲なる按排に感謝いたします。
私は法の要求までまだ遠く離れていると分かっており、必ず法の勉強を確保して、主意識を更にはっきりさせ、常に生命の真の意義が何かをはっきりしなければなりません。「三つのこと」をしっかりと行い、たくさんの人を救うよう、頑張って行きたいと思います。自分の生命を、法を実証し、衆生を救い済度する中で昇華させていきます。師父、ご安心ください。