河北省の工業・情報化局の職員 江沢民を告訴
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 【明慧日本2015613日】河北省唐山市滦(ラン)県の工業および情報化局の職員・楊鳳玖さんは526日、速達郵便(EMS)で北京にある最高検察院と最高裁判所に前中国共産党書記・江沢民を告訴する刑事告訴状を郵送した。

楊さんが裁判所と検察院に告訴状を郵送した2枚の控え

 楊さんは科学技術の優秀な人材で、かつて多くの賞を受賞した。江沢民が法輪功への弾圧を開始した後、楊さんは法輪功を学び続けているため、何度も連行され、労働教養所に1年間拘禁された。楊さんは告訴状で「私は法輪功を学んでいることが理由で、江沢民が起こした不法な政治運動で、残酷な迫害を受けました」と述べた。

20081018日、楊さんは滦県新立荘へ向かう途中で古馬鎮派出所の警官に連行された。当日の夜、派出所と県公安局の警官は楊さんの自宅に行って家宅捜索を行い、現金・パソコン・プリンタなどの私物を押収した。

その翌日、楊さんは県公安局に拘留された。楊さんは法輪功をやめる書面の保証書を書かされたが、従わなかった。警官は楊さんを13日間拘禁し、楊さんの妻から5千元をゆすり取ったという。

中共迫害法轮功学员的刑具:铁椅子

法輪功学習者を拷問する刑具の一つ:鉄の椅子

200811月、県公安局の警官は楊さんの職場に行き、再び楊さんに法輪功を学ばないという書面の保証書を書くことを要求した。楊さんは書かなかったため、警官に連行され県留置場に拘禁された。留置場で楊さんは4日間、鉄の椅子に手足を固定されて座らされた。それから、缶詰に入れる果物の種を取り除く作業、箸の包装などの労働を強いられた楊さんは留置場に入って13日目、重い心臓病の症状が現われた。

しかし、警官は楊さんを石家荘労働教養所に送り込もうとし、楊さんに入所の健康診断をさせた。診断で楊さんは心拍数が1分間で140回、血圧が170まで上がったが、そのまま無理やり教養所に入れられた。

教養所で楊さんは奴隷労働を強要されながら、十分な睡眠時間を与えられず、法輪功を誹謗中傷するビデオを強制的に見せられた。そのため、楊さんは痩せてしまい、心臓病の病状もますます悪化した。2010年1月10日、治療のため、楊さんは帰宅させられたという。

楊さんは告訴状で最高検察院、最高裁判所に「中国の憲法と刑法に基づき、江沢民に法的な制裁を加え、賠償すべきだ」と求めた。

告訴状ではまた、楊さんは当局に「法輪功創始者に名誉を回復させ、精神的・財産的損害を賠償すべき。刑務所や洗脳班、留置場に拘禁されている法輪功学習者たちを解放し、迫害によって死亡した学習者や障害を負った学習者への賠償と謝罪を要求する」「私自身にも財産的・精神的損害を賠償することを要求し、名誉回復とともに公開謝罪を要求する」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/31/310262.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/7/150952.html)
 
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