大法を信じて自分を修めれば、トラブルは自ずと消える
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文/遼寧の大法弟子

 【明慧日本2015年8月13日】

 一、家庭幼稚園を立ち上げる中で大法を実証

 以前、小学校で若い先生が、1年生の子供をぶっているところを見かけて、胸が締め付けられ、苦しく感じました。今の先生は生徒をぶつなど、ととても信じられません。法輪大法を修煉してから、師父の教え通りに「真、善、忍」を自分に要求しています。家に帰ると、自分で家庭幼稚園を設立できるよう師父にお願いしました。

 そして、家庭幼稚園を設立しました。開園当時、40人ほどの子供が入園してきました。大法の法理に従って子供を教育し、子供だけでなく、保護者にも「真、善、忍」の素晴らしさを理解してもらうことが家庭幼稚園を設立した目的です。

 1999年、江沢民による法輪功への迫害が始まりました。私は大法を修煉しているため、いつも子供たちに優しく接しています。保護者の皆さんも私が修煉していることを知っていますし、80人あまりの保護者に真相を伝え、法輪功真相の資料も配りました。そして、彼らも優しく、私に感謝しています。

 子供の世話をしている中で、私は常に師父の『轉法輪』の説法ビデオを流し、子供たちに見せています。子供たちも皆師父の説法を見たがり、大人気です。また、「真、善、忍」を覚え、人をぶたない、罵らない、師父の言葉に従うようにと子供たちに教えています。そして、子供たちも皆おとなしく、私の言葉をしっかり聞いてくれます。

 中に、とてもやんちゃな子供がいました。ある日、この男の子は悪戯で母にぶたれてしまいました。すると、その子は「幼稚園の叔母さんが『真、善、忍』に従って、怒っちゃダメだ、子供をぶっちゃダメだって」と、母親に言ったそうです。そして、その男の子の母親の怒りがさめると、「私の息子に『真、善、忍』を教えてもらって、大変良かったです」と、笑いながら私に教えました。

 ある日、2歳ほどの子供が鼠径ヘルニアにかかってしまいました。その時、「この子を常に抱きかかえていなければならないし、お昼になっても寝ようとしないので、学法に支障が出てきて、これ以上とても面倒を見られないわ」と、夫に告げました。「お金を返して、保護者に引き取ってもらおう」と夫に言われ、その子を保護者に返しました。

 そして、その日の夜、私はある夢を見ました。バケツいっぱいの水を持ってベランダに立ち、そこから下の人に向けて、水をかけたのです。起きてきてすぐに、これは私が子供を返したことを指していることに気づきました。私は大法修煉者なので、慈悲で、優しさに満ちているはずです。その子の両親は仕事で忙しく、子供の面倒を見る時間がありません。そして、その子に病気があるため、他の幼稚園は入園させないと聞いています。もしも、私までも面倒だと思い、時間の無駄だと思ってしまえば、自己中心的すぎるのではありませんか。何事をするにも、まず、真っ先に他人の事を思うようにと、師父は説かれました。私はその子の事をもっと考えなければなりませんでした。「もし、その子の保護者が、再び子供を連れてきたら、面倒を見てあげよう」と思いました。

 翌日、その子の保護者は本当に来ました。そして、今までの事を私に感謝したのです。実は、その子の面倒を見ても、学法に支障は全く出ませんでした。説法を聞いているとき、片方のイヤホンを自分の耳に差し込み、もう片方のイヤホンを抱きかかえているその子の耳に差し入れています。こうすることで、私だけでなく、その子も毎日説法を聞くことが出来ます。面白いことに、説法を聞こうとすると、その子は自分で耳を寄せてきました。寝ている時でさえ聞こうとしていたのです。

 しばらくの間、師父の説法を聞いていると、その子の鼠径ヘルニアがいつの間にか全癒したのです。保護者も大変喜び、この幼稚園が子供に奇跡を起こしてくれたと言いました。それを聞いた私は「私ではなく、私たちの師父である李洪志先生がこの子を救ったのです」と言いました。そして、このことを通じて、保護者の皆さんは法輪大法に感謝し、信じるようになりました。

 二、問題解決のカギ:大法を信じて、自分を修めること

 様々な問題に遭遇した時、その解決方法は二つしかありません:法輪大法を信じることと、内に向けて探し、過ちを改め、自分を修煉することです。

 修煉を始めた最初の頃、私の身に起きた多くの奇跡を、家族の皆がみていたので、私を支持してくれています。修煉する前の私は多くの病に苦しめられていました。ノイローゼや胆石、貧血、腰椎椎間板ヘルニア、頸部脊椎症などなど、多くの病にかかっていました。しかし、学法をしていくうちに、これらの病は自然と消えていったのです。そして、家族も友人たちも私の修煉を応援してくれています。ある日法を広め、法輪功迫害の真相を伝えに出かけたとき、師父に線香をさしあげる暇がなかったため、夫が代わりに師父に線香をあげてくれました。

 迫害開始後、自分の読み書きの程度が低く、法輪大法が迫害されているのに、何もできない自分が悔しくて、いつも泣いていました。夫は教師で、私が法輪功が迫害されている手紙を書けないことに焦りを感じているのを見て、自ら私に書き方を教え、全国各地に手紙を送るのを手伝ってくれました。

 ある日、上京したために、私は不法に監禁されてしまいました。怯えた夫は煉功に反対しました。しかし、私は「必ず法輪大法を修煉します。法輪功修煉は誰にも止められません。私は師父の教え通りに最後まで、しっかりと修煉します」と頑として夫に告げました。すると、夫は土下座までして、私に諦めさせようとしました。しかし、決心の変わらない私を見た夫は、離婚すると脅してきたのです。私はすぐに師父の説法「修煉者は離婚してはならない」を思い出して、心が揺らぐことなく、決して動じませんでした。

 その後、区の警察が来て、「お前は教師だ。自分の女房ぐらいおとなしくさせろ」と夫につめよりました。私はすぐに警官たちを救おうと、法輪功が迫害されている真相を伝えました。すると突然夫が「そうです。法輪功を修煉してから、様々な病気が治りました」と補足してくれました。夫が協力しないのを見た警官たちは仕方なく諦めて、そのまま帰り、それからは、二度と我が家へ来ませんでした。

 ある日学法していると、突然あることを悟りました。「トラブルに遭った時、自分の内に向けて探すことが修煉であり、修煉の中で起きたことに偶然はない」と、師父は何度も説かれました。私はそれからというもの、自分の内に向けて探し始めました。以前、私を支持していた夫が、なぜ今では私に反対するようになったのだろうか? と考えました。すると、闘争心や嫉妬心、怯える心、自己中心的な心、真っ先に他人の事を考えていないこと、そして、夫に対する情などを見つけ出しました。それからは、夫が何を言っても、私に悪い態度をとっても、私は決して動じることなく、優しく彼に接しました。時間が経つと、真相を理解した夫は、中国共産党から脱退し、今まで以上に私を応援するようになりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/3/25/306656.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/4/17/149760.html)
 
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