文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年7月11日】私は1995年から修煉を始めた古い大法弟子です。かつて天安門で横断幕を広げたこともありましたが、数年前から常人の安逸の生活に迷って、旧勢力に隙に乗じられ、修煉の道で大きく転倒してしまいました。師父は私を見捨てられず、再び私を引っ張ってくださいました。師父への感謝の気持ちを言葉で表すことはできず、精進、更に精進して応えるしかありません。
一、師父は再度私を引っ張ってくださった
95年に法を得てから、修煉の道で大小数多く転倒してきました。数年前の自分は法は相変わらず勉強していましたが、ずっと同じ次元に止まっているのを感じ、苦しかったのですが、原因が分かりませんでした。次第に自分への要求を緩めて、旧勢力に隙に乗じられ子宮頸癌の病状が現れました。病院で末期と言われ、家族は苦しんでいました。その後2カ月間入院しましたが、十数年法を勉強していたおかげで、一定の正念を保つ事ができました。家族の同修もずっと一緒に法を勉強してくれたり、師父の説法の録音を聞かせてくれたり、自分の正念を固め、病院からどんな結果を言われても自分は大丈夫と確信して、絶えずに医者が下した診断を否定しました。例えば、失禁の病状は治らないと言われましたが、自分はすぐに心の中で否定して、私のすべては師父が決めてくださるから、必ず治ると確信すると、体が素早く健康に戻りました。
その後、家族と病院は化学療法を受けるようにと要求してきました。今回私は家族と対抗しないことに決め、機会を見つけて家族に「実はこの前現れた症状は、修煉者としてあるはずもないことで、自分が確実に修煉できなかったため、そういうことを招いてしまいました。師父は「心性が高まってくると、身体にも大きな変化が起こります。心性が高まってくると、身体を構成している物質も間違いなく変化が起こります」[1]と説かれました。学法を通して、自分の心性も絶えず高まってきたと思います。だから身体も良くなり、化学療法をする必要はありません」と言いました。家族はすぐに「したくなかったらしなくていい、化学療法自体もいい事ではありません。健康な細胞でも不健康な細胞でも、共に殺してしまうので身体にダメージももたらします」と言いました。
二、トラブルの中、内に向けて探すことができるようになった
病院から帰ってくると、主人が浮気をしているのに気付きました。私は泣いたり喧嘩をしたりして、最後に師父がおっしゃっていることにも従わず、一気に離婚をしてしまいました。実はその間師父はずっと啓示してくださっていましたが、私は悟りませんでした。学法を通して、自分がまた修煉の道で転んだのに気付いて、自分はなぜ悟らなかったかと後悔しました。修煉者として偶然のことがあるでしょうか? 自分は主人を外へ追い出したのと同じではないでしょうか? しかし師父は私を放棄せず、再び私を引っ張ってくださいました。
数カ月後、主人は私と復縁したいと言い出しました。しかし私が仕事から戻ると、出勤の間彼は女性を家に連れてきていました。主人は女性との不正な関係をまだ続けていたのです。これに直面し、最初は苦しくて誰かに訴えたい気持ちでしたが、ある日「なぜ人に訴えたいのか」を考えました。それは「心があるからです」と悟り、更に深く探すと「不公平、不満、恨み、あの女性への嫉妬の心」を見つけました。つまり主人への情であり、執着心であれば、取り除かなければなりません。それから絶えず学法して、師父も法理を絶えず見せてくださいました。実はすでに師父はすべてを法の中で教えてくださっていて、自分が心を静めて学法できなかったので悟らなかっただけでした。それ以来、イライラしても人に訴えなくなり(常人と話すことはなおさらいけません)、ただ学法、学法、学法して、答えが全部法の中にあります。師父は「これほど大きな法があり、正念の中で大法が皆さんとともにあり、これは絶大な保障です。正念が足りず、法に符合していなければ法の力から離れ、孤立無援のように見えます。」[2]
師父が与えてくださった今日のすべてが常人の生活のためではないとわかります。だから師父が与えてくださったすべてをとても大事にし、主人とあの女性も自分が救い済度する衆生とします。師父は「今日大法弟子が歩んだ道はつまり未来の人の修煉の道だからです」[3]とおっしゃいました。
師父は説法の中で、私たちに人の妻としてどうすべきかを教えてくださいました。生活の上で更に多く主人の世話をし、常人の狭い情を持たずに、明慧ネットに男女の不正当関係を正す文章があったら、彼に時間がある時見てくれるよう、印刷して彼のベットサイドに置きました。法の中に溶けて私の気持ちも明るくなりました。中秋節に月餅や果物を並べていた時に、主人から「今夜は帰らない」とメールが来た時、自分が会社で仕事中に、あの女性から一枚の主人の下品な写真が携帯に届いた時、主人が家にいる時電話にあの女性から「あなた」と呼ぶ声が送られてきた時、私はもう問わず、怒ることもしなくなりました。主人が翌日の朝、家に帰って朝食を食べると言えば、用意して温めておきます。このすべてに心を動じないように、黙々と内に向けて自分の不足を探すようにしました。私は神への道を歩んで、修煉を通じて悟った人なので、常人のように迷ってはいけません。私は時間があれば真相を伝えて衆生を救い済度する事を行ない、家事をする時も大法弟子の歌を歌いまいた。法を正す時期の大法弟子として師父のおっしゃることに従わなければならないと深く分かっているので、自分の家庭も将来必ず円満になるはずと信じています。
ある日、主人は顔を洗いながら大法弟子の歌を歌っている私を見て、「最近機嫌がよさそうだね! 精神状態もよさそう!」と言いました。私は「そうよ、大法を修煉して私の心も軽快になりました!」と言いい、それから主人は次第に外へ出かけなくなりました。
家の中で私は邪党文化の命令口調で主人と話すことがなくなり(以前は自分が主人より偉いと思い、いつも厳しい口調で彼と話していた)、彼を尊重し、何かあったら彼と相談するようになりました。
私の家庭は今円満になり、親戚に「ご主人は福があるね、奥さんもこんなに優しい人だから」と言われる時、私はいつも「大法の福を受けています!」と言います。
三、自分と縁のある衆生を救い済度しなかったことは、心から涙が出るぐらい悲しい
自分はたくさんの貴重な時間を無駄にしてきたと自覚しており、今から倍に補わなければならないと思っていました。同修が真相録音電話をかける携帯を買ってくれて、設定もしてくれて、仕事の合間に外へ出て電話をかけました。北方の冬の夜は冷え込みます。外の風音を聞き、内心に時には安逸を求める心を生じ、家族も時に「外はこんな寒いから、家にいたら」を言います。もし明日、法を正す時期が終わったら、今日まだ数人を救い済度できるのに、自分の安逸心により機会を逃したら、この責任を私は負えないと自分に言い聞かせ、すぐに出かけて、衆生を救い済度し始めました。実際外に出ると、想像していたほど寒くなく、すべてが大法弟子の正念で善いかたちで解消されました。時に零下十数度になり、携帯を使う手があっという間に冷たくなって、感覚も無くなり、手をこすったり、脚を動かしたりして、家に着いたとき、前髪に薄い霜がついていたこともありました。月の光の下で雪の上を歩いた時、師父の説法「苦労はあなたの修煉の一部であり」[4]が耳に響きました。その後、明慧ネットの同修の文章『衆生を手のひらに乗せる(中国語リンク)』を読んで、同修の精進と比べ、恥ずかしく思いました。
ある夜、道端で真相電話をかけた時、薄暗い街灯の中でドンと音が聞こえ、誰かが倒れたようなので、行ってみるとやはりそうでした。倒れた男性からはお酒の匂いが漂っていました。彼を支えると、彼は酔っぱらって意識がはっきりしていないにも関わらず、ずっと「あなたはいい人だね」と言っていました。何度も真相を伝えたいと思いましたが、彼の意識がはっきりしていないのも心配で真相を伝えずに、真相資料も携帯していませんでした。遠くへ去っていく彼の姿を見て、私は遺憾で心の中で涙を流し、「われわれはまたあなた再開する機会があるでしょうか? 本当に申し訳ございません!」と心で叫びました。もし真相資料を携帯していたら彼のポケットに入れて、後見てくれたかもしれません。それからは外出する時必ず持って行くようにしました。
四、時間を大事に、遺憾を残さない
ある日、バスから降りる直前に、一人の若い女性から名刺を渡され、「私は保険の仕事をしている」と言われました。彼女がバスから降りると、私もついて降りて、前回の教訓を思い出し、素早く歩いて彼女を追いかけました。両手で神韻のDVDを渡すと、彼女は喜んで受け取りました。
その後、同修から直接電話をかけて真相を伝える方法を教えてもらい、とても良いと思いました。それで私はこのプロジェクトに参加しました。ある日、電話が通じた時、とても神聖に感じました。私のやり方はまず前日に録音の電話をかけて、次の日に直接話して三退させます。ある日、電話が通じた後、相手の人が「昨日三退の電話を受けたので、今日申請書も書きたい」と言ってきたので、「私があなたの代わりに三退の手続きをすることができます」と伝えました。相手の人は喜んで名前を教えてくれて、「法輪功を修煉したいのですが、周りに知っている法輪功学習者がいないのです」と言いました。外国への電話だったので、「あなたにその心があれば、師父は必ず大法弟子と出会うように按排してくだいます」と伝えました。
またある日電話が通じた後、「こんにちは、あなたは三退の電話を受けたことがありますか?」と聞くと、相手の人は「あなたは法輪功ですか?」と言うので、私は「そうです」と答えました。彼が「私が何をしている人か知っていますか?」というので、私は「知りません」と言うと、彼は「私は警察官です」と言いました。私が「それはあなたの職業で、職業が違うだけです。誰でもみんな平安で幸せでいられるように願っているのではないですか?」と聞くと、彼は「それはそうです」と言いました。私は「あなたの仕事でしたら共産党員に間違いないでしょう?」と言うと、彼は「はい」と言い、私が「それなら名前をあげるのでこれで脱退したらどうですか?」と提案しました。彼は「分かった」と返事したので、私は「それでは九文字の言葉を覚えてください。『法輪大法はすばらしい(法輪大法好)、真善忍はすばらしい(真善忍好)』これを念じれば如何なる災難の前でも乗り越えることができます。覚えましたか?」と聞くと、彼は「本当に効果がありますか?」と言うので、私は「真に誠心誠意に念じれば必ず効きます!」と答えると、彼は喜んでこの言葉を受け取りました。
電話をかける過程で、電話の向こうで大声で「法輪大法がすばらしい」と言う人、私の安全を心配してくれる人、共産党が如何に邪悪かを言う人もいて、私はすべて感謝しました。もちろん聞かない人、罵って通報しようとする人もいて、私は善意をもってそうしないように勧めました。
私は一つ一つの三退リストを全部まじめに預かっています。いつも、もし明日法を正す時期が終わってしまい、三退リストに記載した人をネットに発表するのが私のせいで遅れてしまったら、この責任を私は負えますか? と自分に言い聞かせます。ゆえに三退した人がいれば、できる限り早いうちに明慧ネットで発表するようにしています。
心の中でいつも「もし明日法を正すのが終わったら、自分に遺憾はないですか?」と問いかけています。だから今時間を無駄にせず、多くの人を救い済度し、自分に遺憾を残さないようにしています。時に朝起きたくないと思う時も、「もし朝煉功している時に師父が私たちを連れて帰るなら、私が怠けたせいで・・・続きを連想する勇気もありません。自分に遺憾を残さないように、必ず師父のお言葉に従い、法を正す進展について落ちないようにします」と考えます。
今、私はいつも真相資料を持ち歩いて、仕事中に接触した人に、道で出会えた人に、大体神韻DVDかネット封鎖を突破するソフトか真相資料を渡して(でも100%できていない)、できるだけ遺憾を残さないようにしています。
先日、以前隣に住んでいた人が外国から帰ってきて、私を見かけ、彼女は以前の私を知っているので、私の精神状態を見てとても喜んでくれました。「あなたはもし法輪功を修煉していなかったら命はすでになくなったに間違いないね、多くの人があなたより病状が軽かったのに、今は皆亡くなってくなっています!」と言いました。また私と主人の現在の状況を尋ねてきたので、私は「仲がいいよ」と言うと、彼女は「そうできるのはあなたたち大法を修煉する人だけ、普通の女ならあなたのように寛容にできるわけがありません!」私は「そうです。大法が私に健康な体と円満な家庭をくださいました!」と言って、今年の新しい神韻DVDを渡しました。彼女はよく見て、「このDVDはますます精美に作り上げています」と言って、自分が飛行機に乗るたびに、心の中で「法輪大法は素晴らしい! 真善忍はすばらしい!」と念じると胸騒ぎがなくなると言いました。
三つのことを行なう上で、師父の要求からまだまだ遠いと深く分かっており、必ず自分を厳しく要求し、穏やかに師が法を正すことを手伝う道を歩んでいきます。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『転法輪』
[2] 李洪志師父の経文:『各地での説法十』「マンハッタン説法」
[3] 李洪志師父の経文:『各地での説法二』「2003年カナダバンクーバー法会での説法」
[4] 李洪志師父の経文:『各地での説法十一』「二十年説法」