【明慧日本2015年8月17日】寧夏(ねいか)回族自治区の法輪功学習者・蒋紅英さん、趙素梅さん、王香玉さん、・趙玉虎さんの4人は昨年12月22日、寧夏永寧(えいねい)県で勝利郷派出所の警官により不当に連行された。
先月2日午前、北京の弁護士・張伝利氏、李春富氏が寧夏の永寧県裁判所で法輪功学習者のために無罪の弁護を行った。
現地の法輪功学習者は蒋さんと王さんのために、2人の弁護士・張伝利氏と李春富氏に無罪弁護を依頼した。趙玉虎さん、趙素梅さんの家族はそれぞれ2人の弁護士に弁護を依頼し、裁判開廷のときには6人の弁護士がそろった。
検察官は開廷中、中国共産党が法輪功になすりつけた罪名と、法輪功の資料の出所をめぐって罪を着せようと考えていた。李春富弁護士は「憲法の中で法輪功の修煉をすることが、違法だという条文はない」と言った。そして法輪功学習者に「どうして法輪功を学ぶのですか?」と質問すると、4人の学習者は全員、法輪功を学んで受益した利点を語った。趙玉虎さんは「法輪功は『真・善・忍』の教えに従い、より良い人になるように教えています。これはみんなが守るべきことです。また国民には、言論と信仰の自由があります」と述べた。
検察官は法輪功の資料を話題にしたが、弁護士は検察官の捜査過程が合法的ではないことを指摘した。また「法輪功の資料があったとしても、違法だという1条の法律もない」と主張した。
法輪功学習者・趙素梅さんは新年のカレンダーを配布することに言及した。弁護士は法廷でカレンダーの提出を求め、6人の弁護士はカレンダーを見た。張弁護士は「カレンダーの中で言及している天安門における焼身自殺は、もともと中国共産党による偽装です。貴方たちは百度で「偽火」という2文字を検索すれば真相を知ることができます」と言った。その場にいた一般人・弁護士・610弁公室の傍聴者、派出所の所員すべてが驚いた。
開廷前、裁判長は北京の弁護士を呼び「あなた達はどのような弁護をするのか?」と質問した。弁護士は「私は弁護するだけではなく、無罪の弁護をする」と言った。裁判長は驚いて「北京はどんな情況か?」と聞いた。弁護士は「いまは法輪功学習者を陥れる事件は、検察院に届いたらすぐ返却している」と言った。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/8/4/151896.html)