山東省の法輪功学習者 不当裁判に直面 
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 【明慧日本2015年8月23日】山東省威海市文登区に住む法輪功学習者の劉紅さん(37歳女性)が、2015年1月9日に国保警察によって収監されました。ハンストをして迫害を拒否したところ、仮釈放となりました。同年7月2日に文登区の裁判所は劉さんに対して、起訴状を発布しました。そのうえ10日後に裁判を開廷することを通知し、劉さんの弟が公職についていることを利用して彼女を脅かしました。

 2015年1月9日、劉紅さんは、同修者の田麗沙さんと一緒に文頭衛生学校内で法輪功に関する資料を配布していたところを、真相がわからない警備員によって通報されました。劉さんらは不法に逮捕され、文登の国保に拘留されました。劉さんは自らの意思でハンストをして迫害に対する拒否の態度を表わしました。 

 劉さんを帰宅させてから、文頭の国保警察は数回に及び劉さんの家に家宅捜索に入りました。そのうえ、5月末に劉さんの弟に電話をして劉紅さんに裁判所へ起訴状を取りに来るように伝えるようにと言いました。文頭の検察局が劉さんの「仮釈放」手続きをした際、劉さんの弟は騙されて保証人にさせられていたからです。中国の警官は「もし姉の劉紅が見つからなければ、弟の公職を無効にする」と興奮して伝えました。同時に中国の教育部に命じて、劉さんの弟に圧力をかけるように言いました。

 2015年7月2日、文頭裁判所は不法に起訴状を発布して当日から10日以内に裁判を開廷すると劉紅さんに通告しました。もし劉さん本人が裁判に出廷しない場合は、弟の公職に危害を与え、更に彼女の母を保証人にすると決定しました。

 文頭国保警察610弁公室の担当者は数回にわたって劉さんの家族に対し「なにがあろうとも、この案件は終わらさなければならない」と告げました。また、警官らはいかにも好意をもっているかのように、彼女が警察に協力することを公言すれば、処罰を軽くすると言いました。だが実際は彼らは厳しい迫害を継続します。

 現在、劉さんの家族は迫害により日々大きなプレッシャーを受けています。また、劉さんと一緒に逮捕された田麗沙さんはいまだに文頭留置所に拘束され迫害を受けています。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/5/311956.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/7/10/151480.html)
 
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