明慧法会|修煉を始め、師が法を正す事を手伝う路は素晴らしく美しい(二)
■ 印刷版
 

文/北京の大法弟子

 【明慧日本2015年8月30日】

 1999年「7.20」から迫害が始まり、テレビと新聞は、師父を陥れようとするデマを報道し、大法への迫害が始まり、私の心は非常に悲しくなりました。2000年のある日、座禅をしている目を閉じると、師父が大きな山の上で座禅をしておられるのが見えました。「7.20」の後、師父の声や姿を拝見できず、消息も分かりませんでしたが、今また拝見することができました。私はインターネットができる同修を訪ねて、「私にインターネットを見せてください。どうして座禅した時に、師父が大きな山の上で座禅されているのが見えたのでしょう」と言いました。同修がパソコンを開くと、やはり「7.20以降、師父がニューヨークを離れ、山中にて世間を静観する」の写真が発表されたばかりでした。私は同修の家で1時間以上泣きました。

 2000年から現在に至るまで、私は毎週100~200枚ぐらいの法輪功が迫害されている資料を配り、人々の頭の中に入れられた毒素と大法に対する邪見を除去して、人々を救いました。師父は大法弟子のため、人々のために、こんなにも多くのことをお引き受けになりました。弟子も「法を正す時期の大法弟子」という偉大な称号に恥じないよう、人々を救い済度する使命を負い、史前の洪誓の大願を実行いたします。

 私に恐怖心がなかったので、大部分の資料を人々に直接渡して、「ご覧ください、命が救われますよ」と伝えました。資料を配っている時に、様々な人に会いました。ある人はとても真実を正しく理解し、「法輪功は素晴らしいです。ペンを貸してください。私の名前を記入して三退します」と言いました。

 資料を配っている時に厄介なことに遭った事はめったにありません。真相を理解していない人が、私を阻止して罵り、「こんなに年を取っているのに、まだこんなことをやっているのか」と言いました。しかし、私はそんなことは問題にしません。常人が私の心を動かすことはできず、揺るがすこともできません。私はやらなければならないことがあれば何でもやります。まちがった考えに固執して悟らず生死の境をさまよっている常人の言葉など、ものの数ではありません。ある時、小型の乗用車を運転している人がやって来て「何してるんだ」と言いました。「人を救っているのです」と言うと、「歩け、俺と一緒に派出所へ行くぞ」と言いました。「あなたは良い人ではないのですか」と言うと、その人は立ち去りました。

 2000年の新年を、私は40日留置場で過ごしました。定められた30日目の最後の日に10日延長された結果、その警官に罰が当たり、警官の奥さんはガンになりました。2000年以降、私服警官がどこに行くにもいつも私の後をついてきましたが、恐怖心はなく、さらに真相を伝えました。

 ある時、私が人に真相を伝えて立ち去ると、「あなたは彼女が何をしているか知っていますか? 彼女をすぐに捕まえてください」と私服警官がその人に言いました。その人は私に追いついて、「後ろの人があなたを付け回していますよ」と教えてくれましたが、「私は恐れません」と言いました。

 ある時、派出所の警官が車を運転しながら私の後ろについてきました。私が立ち止まると、中にいた警官が車から出て来ました。そこで急に向きを変えて、パトカーの方へ戻って行くと、警官は私がパトカーの横を通り過ぎるのを見送ることしかできず、慌てて車の窓から頭を突っ込んで中に入ろうとしましたが、お尻が外に出ていました。そこで、警官を引っ張り出してやろうかと思いましたが、考え直してやめました。2005年以降、警官たちは私の後をつけてこなくなりました。

 資料を配る時に接触した人たちは、みんな私の安全を心配しました。しかし私は恐れませんでした。座禅すればあの4人の金剛神に会うことができます。私には護法の神がいることを知っていましたが、常人には見えません。さらにこの上なく無辺の法力をもつ師父がいらっしゃるのです。北京の宣武区、崇文区、朝陽区など、資料を配りに行ける所は、何度も行きました。

 2006年ごろ、以前から関係が悪かった知り合いに資料を渡すと、知り合いはその資料を派出所へ持って行きました。3人の警官が来て私を不当に留置場へ連行し「お前のせいで、われわれの賞与はすべてなくなった」と言いました。「私が病気の時はあなたたちは何もしてくれず、私が大法を学んで良い人になったら捕まえるなんて。あなたたちは自分の未来を考えるということを知らないのですか」と言いました。私が捕まっている間、息子は毎日引き渡しを要求しました。10日留置場で過ごした後、出てきましたが、私を通報したあの知り合いは1カ月後に亡くなりました。

 私は自分が経験した多くの事例を実証しました。大法を大切にすれば福報があり、大法を迫害すれば報いを受けます。大法は威厳のあるもので、本当に目の前で起こった多くの実例は人々を驚かせました。

 この数年、私は何度も引っ越しました。引っ越しするたびに家が大きくなりました。以前私たち家族は10数平米の小さな家で身を寄せ合っていましたが、その後、居間が二つある家に引っ越しました。現在、私は1人で別荘に住んで、息子は北京で仕事をしています。息子は演劇学校を卒業し、仕事をいくつも変え、ようやく生計を立てました。その後、ある共同経営者と印刷会社を設立し、ひと儲けしました。息子は信用取引で株を売買し、数十万元の利益をだし、5万元で家具を一式買いました。現在、株は200万元まで値上がりしています。息子は名利心を放下できずにいますが、大法に対しては正しい認識を持っています。

 思い返してみると、今までに起こった変化は以前には想像もできなかったことです。修煉者が常人の心を取り除いた後、大法は幸せをもたらしますが、その時にはもう、幸せに執着しなくなっているのです。「一人が法を得れば、全家族が受益します」[1]と、師父は説かれました。常人は宇宙の特性に順応し、ある程度自分の心を浄化すれば、幸せを得られることがあります。人の運命は高い次元の生命が按排したものであり、自分で知恵を絞っても得られるものではありません。迷いの中にいる常人は按排された運命を受け入れるしかなく、それは次元が低いので、生きること自体が不幸なのです。私は何度も引っ越しましたが、どこに引っ越しても付近に大法弟子がいました。みんなが私に大法の真相資料を渡してくれるので、どこに引っ越しても人を救うことに影響しませんでした。

 (続く)

 注:

 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』

 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法六』「二〇〇四年ワシントンDC法会での説法」あqn

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/15/280497.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/27/143401.html)
 
関連文章