6歳の子供弟子の修煉の話
■ 印刷版
 

文/中国の子供弟子が口述し、父親が筆記

明慧日本2015年8月28日】今年私は6歳になります。父は大法弟子で、母はまだ修煉していません。父の話によると、父は私が2歳の頃から、いつも「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じさせました。3歳になると『洪吟』を暗記するように教えてくれました。今私は『洪吟』『洪吟 二』『洪吟 三』の詩を全部暗記しています。毎日保育園から帰ってくると、父は母がいない間、私に師父の詩を復習させ、10ページ以上を暗記させます。

  私が友達と喧嘩したり、或いは転んで怪我したりする時、父は間違ったところがないかと私に内に向けて探させます。探せば本当に自分が行っていた、多くのよくないことを見つけることができます。例えば、友達とおもちゃを取り合ったり、復讐心で友達と遊ばないなどです。

 不思議な経験もありました。父は、師父が法を正し終わったら、大法を迫害する人や、大法によくない考えを持っている人が、全部淘汰されることになると言いました。「そうしたら、ママはどうなるの」と聞くと、父は「お母さんの大法に対する態度は、まだ変わっていないので、お母さんも危ない」と言いました。それから、私はいつも母のことを心配しています。ある日夢を見ました。夢の中で師父が袈裟を召され、蓮の座に座って、天上から降りて来られました。師父は「あなたとあなたのパパがよく修煉すれば、あなたのママはいつか大法を信じるようになるよ」と教えてくださいました。師父は私の心配ごとまで分かっていらっしゃるなんて、本当にすごいなーと思いました。この事を父に話すと「師父に言われたとおり、私たちはよくよく修煉し、お母さんが大法を信じるように頑張ろうね!」と言ってくれました。

 ある日、私は大きな目が見えました。父は「あなたの天目が開いたんだよ。師父はあなたに真眼を植え付けてくださった」と言いました。それから私はよく虹が見えました。友達たちに教えると友達たちは「それは、どこかにあるのよ」と言うのです。父は「彼らが大法を修煉していないから見えないのだ」と言いましたので、それから私は言わないことにしました。

 一度、保育園の先生が発表会の練習で、私たちを踊らせましたが、私と友達たちはとても疲れていて、踊りたくないと思いました。そこで父が教えてくれたこと「肝心な時『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を念じて、師父を思い出すべきです」を思い出しました。私は心で「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じ、私たちに少し休ませてほしいと師父にお願いしましたら、先生が「女の子たちは休んでください。男の子たちの番よ」と言いました。

 またある日、保育園で私はうっかりしてコップ一杯のお湯を足にかけてしまいました。とても熱くて痛かったのですが、私はすぐに「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じると、すぐに痛くなくなり、濡れたズボンも乾きました。その事で私はもっともっと、大法と師父を信じるようになりました。父は私に一日少なくとも30回「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じるように要求しました。

 父はいつも「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」を教えてくれました。ある日、保育園の一番の仲良しが叩いてきて、私をひっぱたり、爪で背中を引っかきました。私は何も言わず、殴り返さずに、先生にも言いませんでした。その後先生が私の傷に気づいて、仲良しの友達を叱りました。しかし、その友達は認めませんでした。父に「内に向けて探しなさい」と言われましたが間違ったところは見つかりませんでした。父から「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を30回念じたのか」と聞かれ、私は「忘れた」と答えて、自分の問題点を見つけました。

 毎晩、父は必ず古代のストーリを話したり、伝統文化を教えてくれます。時に大法の法理、失と得の関係も教えてくれます。ある日、近所の友達と遊んでいると、友達に「他人の家から美味しい食べ物を取ってきてくれ」と頼まれました。私が断ると彼女は叩いてきました。3回叩かれても殴り返しませんでした。彼女が私を叩くたび、ひと塊の白い石が飛んでくるのが見えました。私が要らなくても、飛んできます。夜父に話すと父は「それは石ではなくて、彼女がくれたのは徳だ」と教えてくれました。父がたいそう褒めてくれて、更に「人間の福は徳で交換してできたもので、師父は私たちの徳を功に演化してくださいます」「他の人が自分を叩き、徳をくれる時、ものをもらった時のように喜んではいけないし、人を恨んだりしてもいけない。でなければ、歓喜心や恨む心と復讐する心が出てきます。これらの心は取り除くべき心で、それが執着心なのです」と教えてくれました。その日から、その友達に会う時いつもと変わらず話かけています。彼女が無視しても、それも私は気にしません。この事を父に話したら、父はまた褒めてくれました。

 もっと不思議な事がありました。ある日私は夢の中で天国へ行きました。師父が連れて行ってくださいました。天国は美しくて、たくさんたくさんの次元の天がありました。美味しいものや楽しく遊べるものもとても多くありました。私は人参果(西遊記に登場する伝説の果物)と蟠桃(九千年に一度熟す不老不死の仙桃)を食べました。人参果と蟠桃は話しもできるので私と挨拶を交わしました。天上にいる私は水泳もでき、座禅もできました。ある和尚が羅漢まで成就し、喜んでしまって天から落ちていきました。彼が再び修煉して成就して、また落ちることを恐れたので、再び落ちていくのが見えました。

 師父は神通力を下さり「人を殺す人や大法を迫害する悪い人以外に、これを使ってはいけないよ」と教えてくださいました。そのとき私に見えた師父は偉大で、すべての天よりも高くて大きかったのです。その時私は、師父の手に乗っていました。目が覚めて、これらのことを父に話すと、父もとても喜びましたが「歓喜心が生じないように」と注意されました。

 父はまた大法を迫害する赤い悪龍の事を話してくれました。私は自分が夢の中で見た地獄の場面「その赤い悪龍は、すぐに板に釘付けにされて、切られて、油で揚げられました。地獄の餓鬼はその骨まで残さず食べました」そのことを父に言うと、父はすぐに師父の詩「頭を切り尾を断ちて油で揚ぐ 龍の肉のあんかけ 無間の餓鬼、骨を残すを肯んぜず」[1]を暗唱してくれました。

 発正念の口訣「法正乾坤,邪悪全滅」(法は乾坤を正し、邪悪は全滅する)[2]を父が教えてくれた後、私は邪悪な中国共産党の国旗を見かけると、すぐに正念を発するようにしました。私がいる保育園は毎週月曜日に、必ず中国共産党の国旗をあげていました。毎回私は正念を発すると、あげられなくなり、一度紐が切れました。その次からは直接神通力で、院長に国旗をあげないようにと発正念すると、院長は本当に国旗をあげることを忘れてしまいました。

 時に父が精進しない時、私は指摘します。ある日父と母が喧嘩した後、母が実家に帰りました。その夜私と父がベッドで遊んでいる時、父の背後に髑髏と卑しい鬼がいるのが見えました。父に話すと、父は直ちに正念を発して、それを取り除きました。それから父は発正念を重視するようになりました。

 ある日、父と私が一緒に師父の詩をそらんじていたところ、髑髏と卑しい鬼が家の外から入ってこようとしているのが見えました。父に話して、父と一緒に正念を発しましたが、それらは逃げずに、そこにまだいました。父は手印を変え、自分自身を清めるために両手で結印しました。私が玄関から外を見てみると、それらは怖くなって、すぐに逃げて行きました。「これはどうしてなの?」と父に尋ねると、父は「お父さんが師父の詩を読んであげていた時、他の事を考えてしまって、師父と大法を尊敬しないようなことをしてしまい、それらの良くないものが来たんだよ」と話してくれました。「だったらなぜ、発正念したのに効果がなかったの?でも、結印に変えるとすぐそれらはなぜ逃げたの?」と尋ねると、父は「内に向けて自分を正したからです。自分が正しければ、良くないものは来る勇気がない、だからそれらは怖くなって逃げたのです。私たちはこれから、もっとよく修めるようにしよう!」と言いました。

 ある日、父は私を連れてほかの大法弟子と一緒に、真相を伝えに行きました。父は私に「一緒に正念を発しよう」と言いましたが、私は遊びたくて正念を発しませんでした。結局私はうっかりして転びました。父は私にその原因である遊びたい心と、正念をしなかったことを見つけてくれました。

 私も父の「焦る心と怒りぽい心」を見つけて指摘してあげました。父は今改めるように、努力をしています。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「お終い」
 [2] 李洪志師父の経文:『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/12/313927.html)
 
関連文章