子供弟子が師父に授けられた栄誉に感謝
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文/中国の大法子供弟子

 【明慧日本2015年1月2日】私はお婆ちゃんに育てられました。大法弟子が作曲した歌を歌っていたお婆ちゃんの声を聴きながら育ちました。私達はいつでも他の人に聞かれることを恐れず、神韻公演の歌を一緒に大声で歌っていました。親戚を訪ねる時はいつも、車で高速道路を走りながら目的地に到着するまでずっと歌っていました。大法の歌を歌うことで私の声は次第に良く響くようになりました。そこで、お母さんは前期(中国の1学年は2学期制)から私に音楽の先生の声楽の訓練を受けさせました。

 最初の授業で先生は非常に驚きました。それは先生がピアノを弾くと、私はすぐにリズムに合わせてぴったりついていくことができ、1回弾いたら私はほぼその曲を習得してしまうからでした。間もなく、先生の推薦で私は区の歌唱コンクールに参加しました。生まれて初めてのコンクールでしたが、どこからもらったエネルギーか分かりませんが、私は全く緊張せず、軽く歌っただけで第1位になり、学校や友達、親戚中の話題になりました。

 その後、夏休みの間に私は4級の試験を突破しました。しかも高得点でした。続いて、省の青少年音楽コンクールに参加し、金賞を獲得しました。香港の「ゴールデンバウヒニア花賞(金紫荊花奨)」という青少年芸能コンクールでも金賞を獲得し、その後、再度省の決勝戦に出て、また金賞を獲得しました。私の家族、友達、親戚は大喜びで、叔母はとても驚いて言いました。「本当にあなたは神様や佛様に守られているね!」。私も嬉しくて「これは師父のご褒美ですよ」と答えました。

 昨年、6月1日の子供の日(訳者注・1925年にジュネーブで開催された子供の福祉世界会議で制定。これに合わせて、旧共産圏諸国を中心に世界の約2割の国がこの日を「国際子供の日」と定めている)の前日、クラスの担任の先生から中国少年先鋒隊、略称・少先隊(中国共産党の全国的な青少年組織)へ加入する申請表を渡されました。帰ってから記入して提出するように言われましたが、先生が後ろを向いた隙に、私はそれを破りました。死人の血に染まったスカーフを首に巻きたくなかったからです。(共産党は、それは共産党のために命を落とした人の血により染められたと子供に教えている)

 前期、音楽の先生に「私は北京の天安門を愛する」という曲を歌うように言われましたが、私は歌いませんでした。先生は何度もリズムを取りましたが、私は口を開こうとしませんでした。先生は怒鳴りました。「どうして歌わないの?」。私は泣きながら「歌いたくありません」と答えました。心の中では「中国共産党の歌だから」と思っていました。その後、お母さん(まだ真に修煉を始めていない)は先生に「この子の父親は法輪功を修煉しただけで、共産党の警官に殴られて重傷を負い、亡くなる間際に、子や孫へ絶対中国共産党のどんな組織にも加入してはならないと言い残しました」と話しました。それ以後、先生は練習曲やコンクール用の曲目を私に自由に選ばせてくれるようになりました。

 夏休みの間、ピアノの先生はある曲を教えてくれましたが、私はその歌詞に「少先隊」の文字があり、「私は少先隊員ではありません」と拒否しましたが、先生は「大丈夫、簡単な曲です」と続けるように要求しました。しかし、私は手を動かそうとしませんでした。隣に立っていたお母さんはまた、先生に真相を伝えてから、子供はまだ幼くてよく分からないので、これから政治的な題材の曲は教えないようにと頼んでくれました。

 私は学校で同級生と喧嘩をしたことはなく、先生や生徒の間で評判の良い生徒です。みんなは私がとても教養があると言います。それは当然です。私は大法の子供弟子だからです! 私は法輪大法の環境の中で育ったので、大法は佛家の高いレベルの修煉大法であることを知っており、法輪大法の素晴らしさも知っているので「真・善・忍」に背くようなことはしません。私はこれぐらいのことしかできませんが、師父が授けてくださった栄誉に対して、どのように師父に感謝したらいいか分かりません。ただ、師父の写真の前でお香を焚き、合掌して「師父 ありがとうございます!」と感謝することしかできません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/20/301708.html)
 
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