遼寧省:小学校の元校長が5年の実刑判決を下される
■ 印刷版
 

 【明慧日本20159月7日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・李桂栄さん(女性)は624日午前、瀋陽市渾南区裁判所に不正裁判をかけられ、懲役5年の実刑判決を下された。その後、李さんは遼寧省女子刑務所に収容された。

 李さんは瀋陽市大東合作街小学校の校長だった。今年27日、李さんは市場で法輪功の資料を配ったとき、中国共産党の法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報され、渾南区の五三派出所の警官に連行され、家宅捜索をうけ、李さんは同市の留置場に拘禁された。

 623日、李さんの家族は李さんのために弁護士2人を頼んだが、弁護士たちは裁判官と結託し、李さんの家族に「弁護しても李桂栄は有罪になる」と告げた。裁判の前に裁判所は李さんに5年の判決を言い渡すことを内定していたそうだ。法廷で李さんは自己弁護し、法輪功を学んで恩恵を受けたことを話し、「良い人になるための努力は罪にはなりません」と無罪を主張したが、5年の判決をくだされた。それは李さんにとって2度目の実刑判決になった。

 20061017日、李さんは街で人々に、法輪功学習者が迫害されていることを話したとき、和平区610弁公室の警官に連行された。2007年の初め、和平区裁判所は李さんに懲役7年の実刑判決を言い渡し、同省の女子刑務所に送り込んだ。

 刑務所で李さんは警官に「転向」を強いられ、断ると、いつも暴力を振るわれた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/22/314529.html)
 
関連文章