肺がんを患った妻が健康になった
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2015年10月3日】2012年6月末、妻は咳と熱を出しました。最初は肺炎だと思い、家で点滴を受け、調子が良くなったり悪くなったりしましたが、3回点滴を受け、1カ月経っても一向に好転しませんでした。その間、私は妻を連れて県の病院でCTスキャンを受けさせましたが、肺の部分に炎症があると言われたので、薬をもらって帰りました。こうして、あっという間に中秋節になりました。

 一、三つの治療過程のあと、意識を失い応急手当を受ける

 私が出稼ぎから帰ってきても、妻の病は治らなかったので、市の附属病院でもう一度CTスキャンを受けた結果、肺の部分に腫瘍が見つかったので、さらに組織や臓器の精密検査を受けました。結論は小細胞肺がん(SCLC)でした。まさに青天の霹靂でした。私は妻の顔を見て、どうすればいいかわからなくなり、心の痛みがしばらく収まりませんでした。本当は病気の結果を知らせたくなかったのですが、妻は私の表情を見て気付いてしまいました。

 私は心の中で、どんなに辛くても彼女の病気を治したいと思いました。医者に言われたとおり、手術の準備のために詳しい検査をしたところ、がん細胞が既に多くの場所に転移していることがわかり、手術は出来ませんでした。担当医はがん診療科で化学療法を受けることを勧めました。入院期間中に、他の患者さんの家族たちに、この治療法は非常につらい思いをしなければならないと言われました。

 化学療法はがん細胞を殺すと同時に、体内の正常な細胞も一緒に殺してしまうので、患者は免疫力を失ってしまうと言われました。妻の体質はもともと弱いので、体力的に耐えられないと思い、親族と相談して、この治療法をやめて、漢方治療に切り替えることにしました。たとえ、完治しなくても病状をコントロールすることができると思いました。

 漢方の先生が出した処方箋通り、3カ月分の漢方薬を大きな麻袋三つに詰めました。愛する妻が毎日、まずい薬を飲んでいるのを見て、心のなかでとても辛かったのです。しかし、病気を治すためには、どうしようもないと、妻を励ましました。3カ月漢方薬を飲みましたが、検査の結果は絶望的なものでした。良くならないどころか、肺のがん細胞はどんどん範囲を拡大し、しかたなくがん診療科で化学療法を受けることにしました。今度こそ病状をコントロールできると思いました。

 第一段階の治療が終わり、家に戻って数日後、妻の髪の毛が全部抜け落ちました。しかし、何の効果もなく、熱と咳は収まりませんでした。年を越してから、第二段階の治療を始めました。今回医者は違う治療法を始めましたが、効果がありませんでした。第三段階の治療が終わり、家での休養期間中、ある日の夜、妻は突然血を吐くようになり、止まる気配がないので、親族や友人を集めて、皆で妻に再度入院することを勧めました。病院へ行く途中、妻は意識を失い、しばらく呼びかけてから、やっと意識が蘇りました。病院で治療を受けてから、やっと血が止まりました。

 妻の精神状態が落ち着いてから、再度CTスキャンを受けました。結果は化学療法を受ける前より更に悪化したことがわかりました。三つの治療過程を経て、もともと痩せていた妻の体重はさらに7.5kgも減りました。副作用による吐気と嘔吐により、妻は食事ができなくなり、検査の各数字の値も良くなかったのです。医者はこれ以上良い治療法が見つからないと匙を投げ、家に帰って死ぬのを待つしかないと言いました。

 しかし私は諦めきれず、たくさんの抗がん薬を買い、この中に病気が治るものがあるかもしれないと期待しました。

 妻は退院後、体の調子は日に日に悪くなり、胃腸の調子が悪いため、何も食べられませんでした。咳や高熱を繰り返し、毎日鎮痛剤と解熱剤で体を維持しました。家族と親族は皆、絶望的になりました。

 二、法輪功を修煉し、新しい命を得る

 このような苦しい状況の中で、私に真相を伝えてくれた法輪功修煉者に会いました。家の状況を彼女たちに伝えると、彼女たちは妻に法輪大法の修煉と、毎日「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と敬虔に念じることを勧めました。法輪功修煉者の助けのもとで、師父の説法の録音と『轉法輪』を妻のために買いました。

 以前から、法輪功について少し知っていました。法輪大法を修煉している人は皆、良い人で、法輪大法は生命双修の功法であり、真に修煉すれば師父は面倒を見てくださり、体も浄化してくださることを知っていました。「お前の病気は不治の病で、治す方法はなく、本当に法輪大法を修煉するしかないので、真に修煉すれば、師父が助けてくださり、命を救ってくださる」と妻に伝えました。

 妻も納得して、毎日師父の説法録音を聞き、私も法輪功修煉者の修煉体験を読んであげました。修煉者を家に招き、妻に煉功を教えてもらいました。煉功を始めた頃、妻の体調があまりにも悪いので、手を上に上げることも難しく、第二式の抱輪の時にいつも、咳が止まらず、嘔吐や呼吸困難になっていましたが、修煉者は妻を助け、励まして、堅く「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という信念を必ず守るよう、教えてくれました。

 修煉者の慈悲の心により、妻はいかなる困難も克服し、師父と大法を堅く信じ、大法の要求に従って行い、毎日、学法、煉功、発正念を続けました。知らず知らずのうちに、5カ月が経ち、妻の体調は大きく変化しました。通常通り食事をとることができるようになり、不眠症が治り、体調が良くなりました。絶望的な末期がんの患者は、健康な人になりました。顔色も赤みが差してツヤも出てきました。妻のことを知らない人なら、彼女が死の境をさまよっていたとはわからないでしょう。

 法輪大法は妻の命を救いました。慈悲なる師父は妻のために体を浄化し、地獄から救い出してくださいました。今、妻は光栄にも大法徒になりました。

 この場をお借りして、妻と家族全員を代表して大法に感謝し、家族を失う痛みから救ってくださった師父に、感謝いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/13/313930.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/9/8/152441.html)
 
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