【明慧日本2015年10月28日】(続き)
(二)人々は目が覚める
十数年来、人々と向かい合い真相を伝えていました。真相が分かった人々が不幸から助かったり、絶体絶命の窮地から無事に脱出できたことがしばしばありました。助かった人たちの本性の一面が大法の素晴らしさを感じ、真心を込めて世の人々を救う大法弟子に感謝しています。大法弟子の正念は世間の人々の正念を引き出し、世間の正気の場はますます強くなっています。
1、80代の老人が警官を叱った「彼は私の命を救いに来た者だ。何でじゃまをするのか!」
先日私が瀋陽市で路線バスに乗っていたときのことです。途中1人の老人がバスに乗ってきました。その時バスは非常に混んでいました。私は老人に手を振り、座席を彼に譲りました。どこへ行くのか聞いたところ、老人は私に感謝しながら「私は80数歳で耳が遠く、瀋陽陸軍総合病院で診察を受けようとして、道に迷いようやく家に帰るバスを見つけました」と言いました。
老人が自分の病気について話し始めました。高血圧症や冠状動脈性心臓病などのいろんな病気にかかり辛い毎日です。私は彼に「一つ病気に利く良い方法を教えましょうか。真心を込めて法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと念ずれば、貴方の身体はきっと良くなりますよ」と教えました。
老人が「ええ、聞こえない!今何と言った?」と言うので、私は大声でもう一回彼に教えました。「ちゃんと覚えて下さいね。法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいを心を込めて言うんですよ」
老人は「ええ、どうしよう。聞こえないし、覚えられない。貴方、今言ったこと書いてくれないか」と焦りながら言いました。私は筆記用具を持っておらず、周りの乗客も持っていません。「大丈夫、大丈夫、もう一回教えるからね」と言って老人の耳もとで、「法輪大法は素晴らしい!真・善・忍は素晴らしい!」と一字一字大声で言いました。
「今、誰が言ったのだ!」と、さほど遠くない座席に座っていた中年の警察官が言いました。彼は憎々しげに私を見つめました。彼の後ろにもう一人の若い警察官が座っていました。
「私が言いました。これは法律違反なのですか」と私は尋ねました。その警察官は急に座席から立ち上がり、私を捕まえようとしました。私は一歩前に出て、片手で彼を押さえ「もうやめましょう!」と言いました。その後、私はすぐ内に向かって探し始めました。自分には闘争心があるのではないか。慈悲心を持たなければならない。私はすぐ正念を発しました。通常私は正念を発するとき、外部の声があまり聞こえません。あの警察官はまるで気が狂ったように、ワーワーと叫びながら私を殴ろうとしました。
そのとき、そばにいた80代の老人は立ち上がり「彼は私の命を救いに来た者だ。何でじゃまをするのか! あなたは何者か」と警察官に問いました。「私は警察の者です……」「警官なら、泥棒を捕まえに行きなさい。彼は悪い人ではない。どうして彼を捕まえようとするのか? あなたはさっきから大声で叫んでいるが、彼はずっと黙って静かにしている。あなたと違うのだ。あなたのような人間は一番嫌いだ!」「私は警察の者です。私……」
「あなたは警官なのに、私に座席を譲らなかったでしょうが」
バスの乗客は皆笑いました。若い警官は中年警官を引っ張り、何も言わないように勧めました。
老人は話し続けました。「彼は私に座席を譲り、また私に健康の秘訣を教えてくれたのに、どうしてあなたは邪魔をするのか。あなたのような人間は一番嫌いです!」 老人は話せば話すほど腹が立ち、警官に罵声をあびせました。このときバス停に着き、若い警官は中年警官を引っ張り「速く、速くお降りましょう」と乗客に笑われながらバスを降りました。バスの乗客たちの話声があちこちから聞こえました。「何が警察だ!」「この恥知らずが!」「もう書かなくていいよ。法輪大法は素晴らしいを覚えたよ」と老人は言いました。
2、母親は派出所に談判にいった
数年前、派出所の3人の警官が私の家に嫌がらせをしに来たとき、私は真相を説明しましたが、彼らは耳を貸すどころか、大法を誹謗する言葉を口にしました。私は彼らに「ここは私の家です。ここでは如何なる法輪大法に対する不敬なものも許さない。出て行け!」と強く言いました。警官等は出て行かず、私は3人の警官を家から追い出しました。そのとき妻もそばにいました。警官等は引っ込みがつかなくなり、リーダー格の警官は家の玄関で「待ってろ、このままではすませないぞ!」と言って立ち去りました。
その後、彼らは私の家に来ませんでした。しばらくすると、彼らは私の母親の家に行って、私に派出所に出頭するよう母親を説得しました。一回だけ派出所に行き警察の仕事に協力すれば、大したことはないと母親にウソを言いました。正直な母親は、彼らに騙され彼らの電話番号を聞いて、私に会ったとき警察に連絡させると約束してしまいました。
私は母親に説明しましたが母親は聞き入れず、なぜ警察に連絡しないのかを理解してくれませんでした。「それなら、今から彼らに電話しますよ。法輪功を迫害している警官たちの正体を母さんに見せましょう」
母さんにも相手の声が聞こえるように、電話の音量を最大にしました。私が本題を話し始めると、相手から法輪功学習者を侮辱する言葉が出てきました。「誰が貴方に他人を侮辱する権力を与えたのか、貴方は何者なのか?」その話を聞いて警官は私を罵り始めました。母親は警官の罵声を聞くと、すぐ電話のそばに来て、電話の向こうの警察官に「このろくでなしが、待っていなさい!」と話し終わると、すぐ家を出てまっすぐ派出所に向かいました。
母親は派出所に入り「さっき誰が罵ったのですか、出てきなさい!あなたの母親は誰なの?人への口の利き方を教わっていないのですか!」と言うと、派出所の警官は皆黙ってしまい声も出ませんでした。母親は腹が立ち、修まらず「貴方たちはそれでも警官なのですか?さき誰が罵ったの?男なら出てきなさい!」と言うと、この派出所の警官は、普段大法弟子を迫害するときは意気揚々ですが、今回は誰もがしょんぼりとしていました。
母親は電話番号の紙のを持って「この番号です!誰の電話ですか?」と尋ねると、1人の警官が「ばあさん、私のではない」と自分の電話を見せながら「見て、私の番号はこれです。私のではありません」と言いました。
最後に所長の電話だと分かりました。所長は「私の番号ですが、私は罵っていませんよ」と言い逃れしました。母親は彼を許せませんでした。そのうち退勤時間になり、彼らは何とか母親を家に帰らせました。その後区役所を通じて、母親に生活保護者の資格を与えて謝りました。実際は母親は毎月給料があり、生活保護の条件に合っていません。
その後、派出所の警官は私への嫌がらせをしませんでした。
去年私と妻は派出所で手続をしたとき、彼らは丁寧に対応しました。その中の1人の警官は手続をする警官に「彼らのことを早くやれ!」と言いました。
3、「法輪大法は素晴らしい!」の声が市場に響いた
一時期、私は市場で商売をしていました。ある日「三姉貴」と呼ばれる人に会い、彼女に真相を説明しました。「脱党で命を守る」ことについて話すと、彼女は「夫が亡くなり、自分も治らない裂足症に罹り、苦しい生活をしています。『脱党』で状況は良くなれますか」と聞きました。私は「なれますよ。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚え、念じてください」と彼女に言いました。彼女は信じている様子でした。
その後、また「三姉貴」に会いました。彼女は興奮気味に「すごく効きましたよ。『脱党』してから毎日『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じると、裂足症は完全に治りました」と話しました。現在彼女は毎日朝3時に起き、襟を正して正座し、朝食を作るまで『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じています。夜寝る前にも念じます。本当に気分がすっきり良くなり、悩み事は一切なくなりました。
彼女の娘婿が重い胆管結石症に罹り、飲食すると嘔吐し、酷い痛みに耐えられません。有名な軍の病院で検査した結果、医療費2万元以上の手術費が必要と医者に言われました。私は「毎朝私と一緒に法輪功の動作をすれば、きっと良くなりますよ」と彼女に勧めました。そして、彼女の娘婿は1週間煉功し、学法して胆管結石症が治りました。母親は娘婿がこんなに早く正常に、飲食できるようになったことを見て「すごい!法輪功は本当に素晴らしい!」と大感激しました。その後、彼女は真相が分からない人に会う度に「信じないとだめです!私の娘婿が法輪功を勉強し練習して、七日間で胆管結石症が治りましたよ。一銭のお金も使わず、苦しい目に遭うこともありませんでしたよ」と会う人会う人に話しました。
ある日、市場に一人の50歳前後の両眼失明のおばさんがやって来ました。そばにもう一人の女性が手を貸し、おばさんを支えていました。私は彼女たちに法輪功の真相を説明し、納得した上で「脱党」の手続きもやってあげました。去っていくとき、両眼失明のおばさんは「よくまあこの市場まで来れましたよ!今朝何かあるのを感じ、早く市場に来よう、来ようと思っていたのはこのことだったのね。今回私は本当に救われました」と独り言を言いました。そして、彼女は大声で「法輪大法は素晴らしい!真・善・忍は素晴らしい!」と歩きながら叫びました。市場の突き当りまで「法輪大法は素晴らしい!真・善・忍は素晴らしい!」の叫び声が市場中に長く響きわたりました。
この心から出た喜びの声を聴き、私も大変感動しました。自分を励まし、同時にもっともっと真相を伝え、待ち望む衆生を失望させないように頑張りますと決心しました。
最近仕事の関係で、私は多くの軍人や古参幹部と接触しました。彼らは中国共産党に深く洗脳されていました。法輪功に対する最大の誤解は、中国共産党が自作自演の「天安門焼身自殺」事件によるものでした。偽装事件の真相を説明すると、彼らは「我々は完全に騙されていました。中国共産党はひどいものだ!もう中国共産党の話は信じません」と話していました。現在一部の人は衛星アンテナを付けたいと私に頼み、新唐人のテレビ番組を見たいと言いました。さらに法輪功を勉強したいという人さえもいました。
(続き)
(明慧ネット第11回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/14/146853.html)