河北省石家荘の法輪功学習者が7年の実刑判決を下される
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 【明慧日本2016年1月16日】河北省石家荘市行唐県の法輪功学習者・楊煥平さん(53歳女性)は昨年9月、同市橋西区裁判所に7年の実刑判決を言い渡された。

 2013年11月15日、楊さんは自宅で行唐県公安局の警官に連行され、家宅捜索された。2014年3月、楊さんは橋西区検察院に起訴された。

 2014年9月、同区の裁判所は楊さんの裁判を開廷した。法廷で弁護士は法律に基づき、楊さんの無罪を弁護した。その後、楊さんは健康上の問題で仮釈放された。昨年9月、裁判所側は楊さんの姉に電話し「楊煥平に裁判所に来るように、知らせてください。サインをしてもらって、帰宅させます」と言った。そして、9月14日、楊さんは裁判所に行ったが、その場で警官に連行され、市の第二留置場に送られた。しかし、楊さんは健康診断で不合格だったため、入所を拒否されたが、2週間後に7年の実刑判決を宣告された。

 判決書に書かれていることの2カ所が事実と異なった。一つ目は、判決書には楊さんが罪を認めたと書いてあるが、楊さんは一度も罪を犯したと言ったことがない。二つ目は、弁護士は有罪弁護したと書いてあるが、弁護士は有罪弁護ではなく、無罪弁護したという事実だ。

 そして、昨年10月1日、楊さんは石家荘中級裁判所に上告した。

 楊さんは法輪功を学ぶ前、頭痛、肝炎、腎臓病、高血圧、乾癬などを患っていて、とても苦しんでいた。楊さんは法輪功を学んで「真・善・忍」に従って自分に要求した。トラブルがあったとき、まず、自分の内に向かって探し、他人に対して寛容な心で接した。そして、知らないうちに、病気が完治し、穏やかな家庭を築いていた。

 しかし、1999年7月20日、江沢民が法輪功迫害を引き起こしたため、楊さんは想像できないほどの迫害を加えられた。

 2000年、行唐県公安局の警官は楊さんを家から連行し、拷問を加えた後、3000元を強請りとって、楊さんを解放した。2001年、警官は再び、楊さんを連行したが、犯罪の証拠がなかったため、楊さんを解放した。

 2003年、楊さんは連行され留置場に40日間入れられた後、洗脳班に移送され、30日間強制洗脳を行われた。

 2004年、楊さんは連行を避けるため、余儀なく放浪生活を強いられた。

 2013年11月15日、行唐県公安局の局長は数人の警官を連れて、楊さんの自宅に行き、楊さん夫婦と楊さんの従姉を連行し留置場に拘禁した。

 そして、昨年9月、楊さんは懲役7年の実刑判決を言い渡された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/19/319370.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/11/27/153846.html)
 
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