母親は4年の実刑判決 娘も連行された疑い
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 【明慧日本2016年1月16日】広東省広州市の法輪功学習者・謝坤香さん(61歳女性)は、広州市海珠区・新港派出所に勤め、戸籍管理の職務を担当する警官だった。しかし、1999年7月20日以後、謝さんは法輪功を学んでいるとの理由で、労働教養処分、実刑判決、薬物迫害、灌食などの迫害を受けた。

 2014年12月30日、謝さんは茘湾区610弁公室の警官に、自宅に不法に侵入され連行された後、家宅捜索をされた。警官は謝さんの家にあるパソコンや携帯電話、法輪功の資料、法輪功関連書籍などの私物を押収した。

 昨年6月15日、謝さんは茘湾区裁判所に不正な裁判をかけられた。法廷で謝さんの弁護士は法律の角度から、「法輪功を学ぶことは、違法ではありません」と説明し、「法輪功学習者に対する侮辱、虐待の行為は人類の恥です」などと、謝さんに無罪の弁護をした。謝さんも法廷で法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する告訴状を裁判官に渡した。その日、裁判の結果は出されなかった。

 同年9月10日午後、茘湾区裁判所は謝さんに対する2度目の不当開廷をした。法廷で裁判官は謝さんに4年の実刑判決を下す判決書を読んだ後、裁判を早々に終わらせた。

裁判の結果に対して、謝さんも娘の潘明霞さんも上訴することを求めた。しかし、その後、潘さんは610弁公室の警官に母親の上訴をやめるようにと脅迫され、嫌がらせを受け続けた。

潘明霞さんは昨年12月2日、茘湾区610弁公室の警官に「明日、事務所に来い。話がある」と通知された。翌日、潘さんは茘湾区610弁公室に行ったが、その後に連絡が取れなくなり、行方不明になったという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/24/320898.html)
 
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