中国吉林省・男性法輪功学習者 不当に拘禁
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 【明慧日本2016年1月29日】中国吉林省・松原市の法輪功学習者・王国珍さん(66歳男性)は、昨年5月に、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束され、拘禁された。現在は行方が分からない状況である。

 王さんは市採油工場の幹部であり、1994年から法輪功を学び始めた。

 昨年5月23日朝6時ごろ、市国保大隊の関係者は王さんの自宅に不法侵入し、王さんを連行したうえ、家財を押収した。現在、王さんは家族との面会を禁じられ、またどこに拘禁されているのかも公開されていない。

 王さんの姉たちは相次いで3回面会しに行ったが、すべての関連部門に「彼女は法輪功学習者だ。国家公安部長のサインをもらえない限り、面会は許されない」と拒否された。また、王さんに関する情報を聞いても「知らない」とだけ言った。

 家族が唯一許されるのは、服を渡すことや、渡された銀行カードに生活費を振り込むことのみである。しかし、振り込んだお金は王さんに使われているかどうかは確認できないという。

 家族は何度も北京の弁護士を雇ったが、弁護士は入場できず、王さんとの面会も禁止された。

 情報によると、王さんは連行されてから松原留置場に拘禁され、最近、市労働教養所の病院に送り込まれたという。

 現在、王さんの健康状態は悪化し、家族は王さんが生体臓器狩りをされることを心配し、情報の提供を求めている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/20/322444.html)
 
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