中国・河北省唐山で8万人が江沢民を告訴、告発（写真）

 

　【明慧日本2016年2月13日】中国・河北省唐山で8万人が、中国の元国家主席であり、法輪功への迫害の張本人・江沢民を告訴し、あるいは告発した。8万人の内訳は、4万5千193人が告訴をし、3万4千804人が告発状に署名をした。

　昨年5月から、20万人以上の人達が、江沢民に対する告訴状を中国最高人民法院（裁判所）に送った。この告訴状で、1999年から法輪功学習者に対する残酷な迫害を開始した首謀者の江沢民に、法の裁きを受けさせるようにと強く訴えた。

唐山エリア内では、 4万5千193人の告訴状が集まり、中国最高裁判所に送った

唐山エリア内で、 3万4千804人が告発状に署名した

　一般民衆の声

　一人の女性は迫害がどれほど残酷かを知っていると語った。「私はオフィスにNTDTVのプログラムを視聴するため、衛星放送を受信するアンテナを取り付けました。一緒に仕事をする仲間は皆そのプログラムが好きです」ニューヨークに拠点があるNTDTVは、一般では放送されていないニュースを中国に向け放送している。

　「うちのボスは有名なビジネスマンで、同様にNTDTVのプログラムが好きです。彼は香港、台湾に行った時、たくさんの法輪功の迫害資料を読んだことがあると言います。彼はアンテナのことで現地の政府に邪魔されることを心配し、私にアンテナを取り外させました。しかし、数日後、彼は考え方を変え、再度取り付けるように言いました。なぜなら、放送の内容は真実であり、このアンテナは幸運をもたらすと思ったから」と言った。

　60歳の年配者は法輪功学習者にこう告げた。「私が知っている法輪功の人はみな素晴らしい人たちです。なぜ江沢民が彼らを迫害するのでしょうか？江沢民は法輪功を煉る人の人数があまりにも多く、政治権力を本当に脅かすと思い込んでいたからです。これはおかしな話しではないですか？世界の多くの国に学習者が大勢いますが、どの国が法輪功が政府に危険だと感じているというのですか？　こんな事、聞いたことがありません」

　「台湾を例にすると数十万人が法輪功を学んでいますが、台湾政府が心配しているということを聞いたことがなく、たくさんの政府官僚も法輪功を公に支持しています」
　「中国共産党と江沢民はたくさんの法輪功を学んでいる人たちに酷い迫害を加え続けています。江は権力トップの座にいた時から、ずっと中国に災いばかりもたらしてきました。江は法律の下で裁かなければなりません」

　法輪功学習者の家族からの犯罪統計報告書

　李真さんは一人の法輪功学習者の母親である。李さんは犯罪報告書にこう書いた。「法輪功は私の娘の病気を治してくれ、家庭に平穏をもたらしました。しかし、娘は法輪功をただ学んでいるというだけで、何回も、何回も逮捕されました。我が家族はそのことで、大きな苦痛に見舞われ続けています。江沢民はこの大惨事の張本人で、許すことは出来ません」

　宝祥さんと呼ぶ男性はこう書いた。「私は法輪功を学んでいませんが、妻が学んでいます。妻は逮捕され、刑務所に入れられたことがあります。当時、私は二人の子供の面倒を見ないといけませんでした。母親のことで子供達は学校でいじめられました。この十数年の間、我が家族は経済的にも、心理的にも、多くの苦痛を経験しました。これらをもたらしたのは、ほかでもなく江沢民で、江沢民は法の下で裁かれるべきです」

　二人の小学生、孫碩碩さんと王山山さんは「法輪功を修煉していたことを理由に、祖母が刑務所に入れられました。祖母は解放されたのち、法輪功をやめなかったため、拷問されたと教えてくれました」と報告書に書いた。