中国・江蘇省の70代女性法輪功学習者の迫害の実態
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 【明慧日本2016年2月25日】中国・江蘇省南京市の法輪功学習者・李清芸さん(70代女性)は迫害されて入院し、すでに2カ月が経った。

 地元南湖街道、水西門居民委員会、聯通南湖派出所の関係者は長期にわたって、李さんに迫害を加えた。洗脳班に入れたうえ、李さんの自宅に侵入し、家宅捜査を行い、パソコン、レコーダーなどの私物を押収し、いまだに返還していないという。

 関係者は李さんを監視するため、強制的に道路を巡回させた。天気を問わず、年中無休の体力を要するこの労働は李さんの身体に大きなダメージを与えた。

 今年のある寒い日、中国共産党の幹部たちは暖房つきの部屋で身体を温め、李さんは真冬の厳寒の中、街で歩哨に立たせた。李さんは寒さと疲れに耐えられず倒れた。

 近くに住んでいる法輪功学習者らは李さんの体調を心配し、見舞いに行ったり、家事を手伝ったりした。しかし、このような行動は中国共産党関係者の不満を招いた。

 昨年12月14日午後4時半ごろ、警官十数人は李さんの自宅に押し入り、その場にいる学習者らを取り調べ、持ち物を捜査した。また、学習者・呉愛芳さん、張世華さん夫妻、謝進生さんと姜雅芬さん5人を不当に連行し、南湖派出所に拘禁した。李さんはベッドから起きれず、連行から逃れたが、家宅捜査された。

 李さんは心身ともに大きなダメージを受け、入院したが、現在も回復しておらず、家に戻ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/21/324430.html)
 
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