中国・河北省の元弁護士が迫害される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年3月11日】中国・河北省秦皇島(しんこうとう)市の法輪功学習者・厖舒月さんは、信仰を堅持している理由で、懲役4年半の不当判決を下され、昨年1月、河北省女子刑務所に拘禁された。以前にも、厖さんは秦皇島留置場に1年7カ月拘禁され、長時間立たされたり、寝かせないなどの迫害を受け、苦難をなめ尽くした。

 弁護士であった厖さんは、留置場でとても忍耐強く、また同室の女性たちを助けたり、罪状を分析したりして、多くの人に尊敬された。中国共産党による法輪功への迫害は不法であり、厖さんは迫害を拒否していた。そのため、留置場の隊長・馬梅と、副隊長・唐海燕は厖さんをより酷く迫害し、夜は常に1時間半、ずっと厖さんを立たせて寝かせなかった。また、厖さんに長時間労働を強要したりした。

 留置場の迫害について公言することは許されず、調査票を記入する時、体罰や強制労働などは書くことを許さなかった。明慧ネットの報道により、秦皇島の法輪功学習者・張暁傑さんは、留置場で調査票に拷問された事実を書いたことにより、警官の狂ったような迫害を受けたことがあった。

 厖さんは以前、幸せな家庭を持っていた。厖さんの夫は大学講師をしており、厖さんは秦皇島海立弁護士事務所の専任弁護士であった。1999年江沢民が法輪功を弾圧してから、厖さんは連行され拘禁された。秦皇島司法局は厖さんが法輪功を修煉しているという理由で、厖さんの弁護士資格を剥奪した。後に、厖さんの夫は迫害を恐れて厖さんと離婚した。

 2013年6月10日、秦皇島公安と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は、厖さんの家に不法侵入して家宅捜索し、家財を没収した。その日の夜、警官は17人の法輪功学習者を次々に不当に連行し、秦皇島第一留置場に拘禁した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/24/324551.html)
 
関連文章