中国・吉林省女子刑務所 法輪功学習者3人の迫害実態
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年3月11日】現在、中国・吉林省女子刑務所に拘禁されている法輪功学習者・付貴華さん(51歳女性)、文淑傑さん(60代女性)、崔鳳花さん(朝鮮族女性)は残酷な迫害を受けている。

 当刑務所の「厳管」(厳しく管理する)隊は1階にあり、学習者に迫害を加える拠点となっている。そのため、拷問の期間は、学習者とその家族の面会を禁じている。面会を禁じることで関係者は、学習者に対して好きに暴行を振るうことができる。枷を掛け、吊上げ、縛る、殴打などは日常茶飯の事である。また、極寒の中の食事は小さい窝头(トウモロコシ・コーリャン・大豆などの粉を水でこねて蒸した食べ物)とわずかな漬物だけである。その僅かな食べ物も、時に悪意の警官により、トイレに捨てられたり、水も与えられなかったりした。学習者は飢えと寒さが加わり、耐えられず、トイレに行き、捨てられた食べ物を拾って食べたり、食べ残した果物の皮を食べたりした。また、便器の穴から水をすくい上げて飲んでいたという。刑務所の所長は「餓死さえしなければいい」と命令を下したという。

 学習者3人は、現在当刑務所八監区の311号室に拘禁されている。

 先月29日、学習者3人は1階の厳管隊に連れて行かれ、迫害された。理由は各々の自宅で、法輪功の経文を探し出したからだという。八監区のリーダーは、3カ月の面会禁止を言って脅かした 。

 学習者3人の情報は下記の通りである。

 付さんは農安県の在住者で、2013年6月3日に不当に連行され、懲役3年の不当な判決を言い渡され、あと3カ月で刑期満了になる。付さんは迫害されて、酷い前かがみになってしまった。

 文さんは吉林市の在住者で、2009年4月25日に不当に連行され、懲役7年の不当な判決を宣告され、あと1カ月で刑期満了になる。

 崔さんは龍井市の在住者で、2014年4月30日に不当に身柄を拘束され、懲役3年6カ月の不当な判決を言い渡され、来年の10月に刑期満了の見込みである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/4/324917.html )
 
関連文章