中国・邯鄲市の法輪功学習者 11年間拘禁後 再度拘禁(写真)
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 【明慧日本2016年3月19日】中国・邯鄲(かんたん)市の法輪功学習者・李明涛さん(45)は、法輪功を学んでいるとの理由で11年間不法に拘禁された。解放されて3年後の今年1月26日、法輪功の真相を伝えたという理由で再度、身柄を拘束された。

 李さんを含む5人の法輪功学習者は今年2月、肥郷(ひきょう)県検察庁に起訴され、現在、肥郷留置場に拘禁されている。

 李さんの父親・李家功さんは1995年に法輪功を学び始めたあと、長年患っていた高血圧がいつの間にか治った。これを見た家族も相次ぎ法輪功を学び始め、様々な病気が治った。李さんも1996年に法輪功を学んだあと、長年の不眠症がなくなり、体重も増えて健康になった。家族全員が法輪功を学んだことで心身共に健康になった。

 1999年7.20江沢民による法輪功迫害が発動され、李さん一家も迫害された。2003年、李さんの父親は法輪功の資料を送付したとの理由で、警官らに身柄を拘束されて鉄椅子に縛られ、7日間睡眠をはく奪された。また、李さんのいとこ2人もそれぞれ労働教養2年、罰金 8千元を宣告された。それ以来、警官は事あるごとにいとこの家に不法侵入している。

 2001年7月、李さんは法輪功を学んでいるとの理由で会社側から給料が支給されなくなった。李さんは同年8月、地元の警官らに身柄を拘束されて1週間尋問された。さらに別の施設に移送された後、20日間脅されて拷問された。その間、李さんは警官らにより高圧電気ショック、竹の棒で足の裏を強く叩くなどの拷問を受け、7日間縛られて睡眠をはく奪された。そのため、李さんの両足は異常に腫れ上がった。

酷刑演示:吊铐电击

拷問の実演:つるし上げて電気ショック

 20日間、拷問された李さんは邯鄲市第一留置場に移送された。その間、警官らは李さんの家を不法に家宅捜索し、全ての法輪功関連の書籍、現金及びその他の貴重品を没収した。李さんは絶食をして迫害に抗議したが、灌食された。その後一旦解放されたが、2003年7月3日、李さんは家族に通知されることもなく秘密裏に懲役11年を宣告された。

酷刑演示:野蛮灌食

拷問の実演:灌食

 2003年11月13日、李さんは石家庄北郊第四監獄区に移送された。そこで転向を強いられ、法輪功の修煉を放棄する旨の書類 ・ 保証書を書くよう強要された。また、李さんは独房に監禁されて長時間滅多打ちにされ、睡眠をはく奪された。さらに、警官は李さんの右手の薬指と小指の爪がはがれるまで鈍器で殴った。また、滅多打ちにされたため李さんの歯の多くが抜け落ち、足は膨れてしゃがむことすらできなかった。また、幻覚症状も現れ、家族との面会も一切許されなかった。

 その後、解放された李さんは昨年6月、江沢民に対する刑事告訴状を最高裁判所・検察院に提出した。しかし、今年1月、李さんとその他の法輪功学習者が、法輪功の真相を伝えていた時、再度身柄を拘束された。現在、5人は留置場に拘禁されている。不当に逮捕された後、李さんたちは弁護士に弁護を要求したが、警官は弁護士と李さんの面会を阻止するなどの悪辣な対応をした。地元検察庁は現在、李さんを含む5人の法輪功学習者に対して不当な判決を下そうとして、裁判審議を続けているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/12/325272.html )
 
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