偶然の出会い
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年3月11日】ある日の午後、私は公園の階段で座っていました。あるお婆さんが近寄ってきて、私の左側に座りました。彼女はきっと師父が按排して下さった縁のある人だと思い、彼女に大法が迫害されている真相を伝えようと自ら声を掛けました。彼女も喜んで私の挨拶に応じました。話していくうちに、彼女は私に三退を勧め始めました。彼女が近寄って来たのは、私に真相を伝えようとしたことが分かりました。本当に偶然でした。私から年齢を聞かれ、彼女は「84歳です」と答えました。私はびっくりしました。どう見ても、彼女はまだ70歳代くらいに見えました。彼女は私に多くのことを話しました。

 この同修は今まで毎朝3時50分に起床し、全世界の大法弟子と一緒に煉功してから発正念を行い、 それから市場に行って真相を伝えていました。昼食後、発正念や学法を終えてから、再び家を出て大法の真相を伝えました。来る日も来る日も、何年間も、ずっと同じことを堅持して来ました。彼女の言い方は淡々としていました。自分の日常生活を話しているかのようでしたが、私は大きな震撼を受けまし。84歳にもなる彼女は、一人暮らしで、彼女の生活には学法と衆生救いしかなく、至極簡単で、純粋です。

 この同修は1日に10数人ほどの三退を達成し、数年間を合計すると数万人にも達しました。大多数の人は真相を聞き入れ、三退をしましたが、時には三退をしたくない人や威喝する人、よくない言葉を口にする人、通報する人にも会いました。ある日、彼女が2人の若者に真相を伝えている最中に、うち1人の若者がずっと携帯電話で話していました。同修は少し耳が遠く、彼の電話の内容を聞き取ることができませんでした。しばらくすると、数台のパトカーが走ってきました。数名の警察が降りてきて「お婆さん、どのような出鱈目を言っているのですか?」と同修に聞きました。同修は恐れず、厳粛な声で「私は何の出鱈目も言いませんでした」と答えました。警察は振り向いて若者たちに同じ質問をしましたが、若者たちはその場で体が固まってしまいました。同修はこのような状況に何回も遭遇しましたが、何にも恐れず、正々堂々と最後まで大法の真相を伝えました。終いには警察は何も言わず去ってしまうのが常でした。

 同修の話によると、1999年以前に、この公園には千人以上の修煉者がいました。迫害が始まってから、皆は家で学法や煉功を行い、真相を伝えに出て来なくなりました。そう言った彼女の目に悲しさが浮かんでいました。 

 本当にそうですね。もし千人が出て来て一斉に大法の真相を伝えれば、たとえ誰かが通報したとしても、邪悪は簡単に連行したりしないでしょう。本当にこの年の老いた同修に敬服しました。私たちはもっと時間を惜しみ、屋外に出てきて大法の真相を伝え、もっと多くの衆生を救うべきです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/3/324899.html)
 
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