【明慧日本2016年3月13日】中国・黒竜江省チチハル市の法輪功学習者・康志美さんは、法輪功を修煉したため、裁判により懲役3年の判決を下され、拘禁された。刑務所に迫害され危篤の状態に陥った。息子は良い成績で大学に合格したにもかかわらず、母親が法輪功を修煉しているという理由で入学を拒否された。
昨年9月12日、康さん(52歳)は最高裁判所と最高検察院に江沢民を告訴した。以下は康さんが刑事告訴書に書いた迫害された事実である。
2005年3月14日、突然6,7人の警官が自宅に侵入し、康さんを湖濱派出所に連行した。両手を手錠で鉄の椅子に固定し尋問された。それから康さんを天井からぶら下げた鉄の輪っかに掛け、ゆらゆらと揺った。時々康さんの両脇腹をつねった。
拷問の再現:鉄の椅子に座らされる |
留置場で毎日腐った半熟の饅頭を食べさせられ、スープの中には一滴のオイルもなく、泥と野菜の根元しかなかった。20人を一列にして、体を横向きにしないと寝られないほど全員が貼りつくように寝かされた。夜中トイレに行って戻ってきたら、寝る場所もなくなる狭さだった。囚人服を着ないと殴られ、仕事しないと殴られた。副所長・郭正川はドリルで学習者を迫害した。法輪功学習者・楊さん(女性)は腕に穴をあけられた。留置場中の罵声、鉄のドアの開く音、足かせの音などで、恐怖のあまり窒息するぐらいの圧力を感じた。康さんは断食で迫害に抵抗したため、指図された犯罪者に殴られ、不明な薬を注射された。68キロだった康さんは40キロになり、迫害されてやせこけ、呼吸するのがやっとというような状態になった。
拷問のイメージ絵:天井からぶら下げた鉄筋に掛け、大きく揺らされる |
留置場に2年余り拘禁されてから、龍沙裁判所に懲役3年の判決を下された。2007年1月24日、ハルビン黒竜江女子刑務所に移送され拘禁された。刑務所の警官らは、康さんの体調を考慮せず、相変わらず康さんを迫害した。大法を誹謗中傷するビデオを見せられ、小さい椅子に座らされ、眠ることも許されず、強制的に働かされ、四書を書かされた。書かないと長時間にわたり、夜明け3時まで立たされた。罵られたり、侮辱されたり、殴られたりした。1週間後に康さんの両足は棒のように腫れて、曲げることもできなかった。2008年3月13日、やっと刑期を終え釈放された。
康さんが連行されたため、夫は康さんを救助するため2万元ゆすられた。毎日子供と恐怖の中で生活し、さらに真相知らない人から嘲笑され、差別視されたため肺病と糖尿病になった。元気だった夫は、圧力のため2回ほど入院した。2万元の医療費、普段の薬代、さらに子供の学費のため、やむを得ず仕事をしていた。心身ともに圧力を感じた。
2007年、息子は高成績で瀋陽理工国防学校に合格したにもかかわらず、康さんが法輪功を修煉しているために入学を拒否された。心身ともに打撃を受けた息子は、思春期の1000日間母親と離れ、愛を感じることできなくなり、孤独な性格になって、自殺を考えたことがあったという。
このすべては、江沢民が法輪功を弾圧したせいだ。千万の家族がばらばらになったり、一家離散したりした。世の人々が、この迫害を認識するよう江沢民の刑事罪を追及する。