中国・遼寧省の女性教師、不当判決に直面
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 【明慧日本2016年3月15日】昨年11月10日、遼寧省鳳城市の美術教師で法輪功学習者の李星さん(44歳女性)は、丹東市公安局の警官10数人に不当に連行され、家財を押収された。現在、不当判決に直面している。

 今年1月、丹東市検察庁は李さんの案件を裁判所に提出した。裁判所は異例の早さで李さんに対して開廷しようとした。しかし、家族が北京の弁護士に依頼したため、案件の開廷は延長された。

 情報筋によると、李さんは長い間監視されていた。連行される前にも私服警官に見張られていた。

 1月20日、弁護士は丹東市留置場を訪ね、李さんと面会した。李さんは弁護士に警官の手口を告げた。警官に法輪功のチラシを配布したことがあると認めれば、解放すると騙された。しかし、解放されるどころか、認めたことを供述したとして証拠に使われた。

 李さんは魯迅美術学院の卒業生で、鳳城市第二中学校の美術教師である。人柄がよく、上司と同僚から高い評価を受けていた。学校の校長も公安局を訪ね、李さんの解放を要求したが、相手にされなかった。現在、李さんのクラスの代行教師がいないので、生徒たちは李さんの解放を待っている。

 李さんの夫は法輪功を学んでいないにもかかわらず、李さんと同時に身柄を拘束された。取り調べを受け、当日家に帰された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/5/324980.html)
 
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