【明慧日本2016年3月19日】河北省衡水市の小学校教師・李芮響さんは、1996年に法輪功を学び始めたが、江沢民政権が法輪功への迫害を発動した後、李さんは学ぶのを10数年間中断した。2012年9月、李さんは再び法輪功を学び、心身ともに健康を実感できた。
再び修煉をし始めた李さんは、以前の病気の症状が消えたのと共に、今後の人生をどのように生きるべきかが分かるようになった。積極的な心理状態ですべてのことに直面することができるようになった。如何なることにも「真・善・忍」に基づいて対処し、他人のことを優先的に考え、個人の利益で争わなくなった。知人達も「李さんは生まれ変わったように楽観的で明るくなった」と言っていた。
李さんの夫は李さんの変化を目にして、喜んだが一方で迫害を恐れていたため、2014年に李さんと離婚した。その後、やはり幸せな家庭を壊したくない夫はまた復縁したが、迫害の政策が継続しているため、李さんの家族はずっと不安の中で生活していた。
2015年3月12日、衡水市の警官が授業中の李さんを強制連行した。そして李さんのノートパソコン、デスクトップ・パソコン、預金通帳、現金、貴金属などの私物を押収し、洗脳班まで連行した。李さんが続けて煉功したため、警官に滅多打ちにされたが「真善忍」を堅持したため、3月20日に衡水市留置場に拘禁された。同年の8月26日、李さんは不当裁判を受けて、4年半の判決を下された。
留置場で、李さんは非人道的な労役を強制され、精神と身体の両方ともひどく傷つけられた。シャワーとシャンプーはすべて冷たい水で、毎日の食事は蒸しパンと漬け物で、野菜と果物が極度に不足していた。20~30人が一つの小さい部屋に詰め込まれて、食事とトイレなどもその部屋で行われた。湿っぽくて不潔な鉄のかご中で生活していた李さんは、毎日巨大な圧力に耐えていた。厳しい環境の中にいながら、李さんは高齢の病気中の両親や舅と姑を非常に心配し、11歳の息子を思うと更に不安になった。
このように幸せな家庭は迫害により支離滅裂になった。江沢民グループの法輪功に対する理不尽な迫害は、人間性と人類の道徳への迫害でもあり、社会全体の道徳の低下をもたらした。中国共産党の嘘の宣伝は真実を覆い隠し、国民に健康と道徳の向上を導いている法輪大法が無実の罪を着せられた。真実を知らない人々はすべて被害者になった。真実を伝えることこそ、人々が虚言の中から解放され、共産党の本質をはっきり認識することができる。即ち自分のすばらしい未来を選択することができるのである。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)