中国・山西晋中市の法輪功学習者 迫害により死亡
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 【明慧日本2016年3月20日】中国・山西晋中市楡次区の法輪功学習者・程賢徳さん(75歳)は、昨年10月30日に懲役3年を下され、拘禁されてから体調が崩れ、家に帰ってから20日後に、冤罪が晴れないままこの世を去った。

 程さんは法輪功を修煉する前はがん患者で、修煉後健康になった。2014年3月17日に、楡次城区支公安局国保大隊・申建軍は呂建宗と共謀して、二十数人を連れて程さんの家を家宅捜索し、連行した。当日の夜中までに、保釈金を払ってから釈放された。2014年12月5日に楡次区裁判所に起訴され、昨年5月18日に不法に尋問された。

 昨年10月30日に程さん、王双春さん、劉増芳さん、唐華峰さん、程健美さんは、晋中市楡次区裁判所にそれぞれ懲役を下された。程さんは懲役3年の判決を、王さんと程さんは懲役4年の判決を、劉さんと唐さんは懲役3年半の判決を下された。

 その後程さんは、収容条件を満たしておらず、体調が崩れたにもかかわらず、留置場に移送され拘禁された。二十数日後程さんは、酷く迫害されたために衰弱し、家に戻された。戻ってからは、人を識別できなくなり、二十数日後に山西晋中病院で亡くなった。

 下記は、程さんが生前に法輪功を迫害する首謀者・江沢民に対する告訴状である。

 私は法輪功学習者で最も受益した者である。修煉する前はがん患者だった。1992年3月に、山西晋中病院で大腸がん手術を受け、五十肩、前立腺、胃などにも病気があった。手術してから3年たつと、体調がますます悪くなり、再発した病状が現れ、その後鼻血が止まらず、病院の先生に白血病が疑われると言われた。1997年に法輪功と出会い、法輪功の教え真・善・忍を基準に自分を律し、間もなく元気になり、ガンなどすべての病気が全快した。

 手術してからの私は、20年間、長生きした。法輪功のおかげで新たな命を授かった。タバコやお酒、賭博などすべてやめた。

 1999年7月20日に江沢民が法輪功を弾圧し始めた。それからの私は、他の大勢の法輪功学習者と同様に、嫌がらせをされ生活をかき乱され、連行され、不法に懲役3年を下された。同年7月の月末に会社に呼び出され、3回ほど反省会に出るよう言われた。それから会社からの福祉が全部断ち切られた。

 2014年3月17日に楡次城区公安局国保大隊、610主任・申建軍は呂建宗と共謀し、二十数人を連れて家宅捜索した。師父の写真、法輪功の書籍、法輪功への迫害の真相資料、プリンター、パソコン、資料を作る関連機器、携帯電話5個などが押収された。

 その後、私と夫は城区公安支局国保大隊の地下室に連行され、不法に尋問された。写真を撮られたり、拇印を押されたり、採血されたりした後、夜中12時に保釈金を支払って釈放された。

 3,4日後に4,5人の警官らは、再び家宅捜索した。騙された上に恐喝され、心に背き三書を書いた。それから絶えず嫌がらせを受けた。

 2014年12月5日に王さん、唐さん、劉さん、鄭さんと私の5人は、楡次区裁判所に起訴された。

 昨年5月18日に不法に開廷され、2回目の開廷は6月1日だったが、6月12日に延ばされた。私は物を盗んだり奪ったりせず、汚職や堕落せず、自分を律し、良い人になるよう日々努めているが、何の罪を犯しているのだろうか。私と私の家族は、社会からも非常に厳しい目で見られ、警官からは嫌がらせを受け、心身ともに悪い影響を与えられている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/13/325289.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/3/14/155911.html)
 
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