広東省掲陽市の警官が大勢の法輪功学習者を一斉連行
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 【明慧日本2016年3月22日】2月25日、広東省掲陽市の法輪功学習者の楊壮楷さん親子と徐瑞萍さんおよび呉鳳音さんの4人が連行され、現在、掲東区留置所に拘禁されている。当日一緒に連行された他の法輪功学習者は解放された。

 2月25日、雲浮市と韶慶市および仏山市の18人の法輪功学習者が、楊壮楷さんの娘の楊細潔さんと一緒に、曲渓鎮に在住の徐瑞萍さんの家に訪問した時、掲陽市の銃を握った数10人の警官(一部は盾を持つ)に包囲された。徐瑞萍さんとその場にいた20人の法輪功学習者が、手錠をはめられ連行された。徐瑞萍さんの家は荒らし回され、家にあった商売用の数10万元の現金も奪われた。4台の訪問者の乗用車は押収された。警官が楊細潔さんを連行した時、雲路鎮派出所の警官が楊さんの家に行き、父親の楊壮楷さんを連行した。楊さんの家にあった数千元の現金も持ち去られた。

 徐瑞萍さんの夫は仕事から帰ってきて、家の様子を見て大変驚いた。警官は押収した現金の金額を確認させるという口実で、徐瑞萍さんの夫を連行した。25日は、曲渓鎮の伝統的な祭りの日で、非常ににぎやかだった。住民の話によると、当日10数台のパトカーが道路の両側に止まって、学校の正門前にも2台が止まっていて、まるで映画の中で強盗事件を演じる場面のようだった。しかし、警官らが連行したのは「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず」の善良な法輪功学習者達だった!

 親族などが抗議した結果、26日午後に徐瑞萍さんの夫は帰宅を許された。27日の夕方、雲浮市と韶慶市および台山市の12人の法輪功学習者は、2台の乗用車を運転して帰宅した。28日、仏山市の6人の法輪功学習者も2台の乗用車で帰宅した。現在、楊壮楷さん親子と徐瑞萍さんと呉鳳音さんの4人が、依然として掲東区留置所に拘禁されている。

 情報によると、昨年、雲浮市の10数人の法輪功学習者が江沢民を告訴したため、610弁公室の報復を受けた。法輪功学習者達が、続けて公安局の違法行為を告訴して以来、ずっと公安部門の関係者に尾行されていた。今回は、ちょうど中国共産党の2つの会議が間近に開催される時期で、大勢の法輪功学習者が一緒に外出するのを見て、北京まで陳情するのではないかと恐れて、掲陽市まで尾行し、掲陽市公安局に密告した、その結果、今回の連行事件が発生した。

 2月25日、掲陽市の警官は再び法輪功学習者の黄華傑さんの家まで行き、扉を壊して法輪功の書籍を奪い去った。その時、黄華傑さん夫婦は家にいなかったため、詳しい情況はまだ分かっていない。関係部門の違法者の責任を追及し、未だに拘禁されている4人の法輪功学習者が1日も早く帰宅できるように、社会各界の人々に高い関心を持っていただくよう呼びかけている。

 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/3/324892.html)
 
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