中国・広東省国保隊長 家宅捜査を命じたが、警官らは協力せず
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 【明慧日本2016年3月23日】中国・広東省掲陽市雲路鎮の法輪功学習者・楊壮楷さんは、先月25日午前、自宅で地元派出所の警官に身柄を拘束され、レジの中の4000元あまり(およそ8万円)の現金も押収された。

 今月4日午前10時過ぎ、区公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)隊長および部下十人近くは、再び楊さんの自宅に侵入した。当時、楊さんの妻や90代の母、生後3カ月の孫しかいなかった。隊長は警官と610弁公室の人に家宅捜査を命じた。楊さんの妻は「証拠と理由もないので、違法です」と阻止した。隊長はさらに電話で派出所の警官7、8人を呼び出した。警官らは家に弱々しい3人を見て誰もが動かなかった。

 隊長は大声を出し、怒った結果、警官らは2階に上がった。2階の壁には法輪功創始者の写真、「真・善・忍」と法輪の図が掛けられていた。ほかの警官らは動かないため、隊長自身が写真などを壊し、1時間近くかかった。警官らは離れ際、ある警官が小さな声で楊さんの妻に「怒らないでください。彼はもうすぐ暴れなくなります」と慰めた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/18/325352.html )
 
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