【明慧日本2016年3月26日】2014年10月16日、吉林省吉林市の法輪功学習者の李玉華さん(66歳女性)が家に帰る途中、警官に連行された。その後、警官は李さんの家を家宅捜索した。そして、同年の12月17日、李さんは不正裁判を受け、8年の実刑判決を下され、省女子刑務所に送り込まれた。
李さんは吉林市の鉱建設会社に勤めていた。李さんは独身で、30年間会社の宿舎に住んでいた。しかし、1999年7月20日、江沢民が法輪功への弾圧を開始したため、法輪功を学んでいた李さんは、何度も迫害を加えられた。2000年、法輪功迫害の停止を求めるため、北京に行った李さんは連行され拘禁された。2010年、李さんは派出所の警官に連行され洗脳班に入れられた。洗脳班で毎日、法輪功への誹謗中傷のビデオを見せられたり、法輪功を放棄する誓約書を書かされるなど、強制洗脳を行われた。
2014年10月16日午前、李さんは路上で尾行していた警官に連行された。警官は李さんのポケットから計648元を押収した。その中のある1元の紙幣に法輪功の真相が書かれていた。
警官は李さんを尋問した後、李さんを連れて李さんの家に行った。警官は李さんの家にあるパソコン、プリンター、携帯電話4台、法輪功の資料、法輪功関連書籍、現金3000元、預金通帳、給料カード、身分証明証などの私物を押収した。
同年の12月17日午前、昌邑区裁判所は李さんに対して不当に開廷した。法廷で、昌邑区検察院の職員が「李玉華から押収した人民幣に法輪功のことが書いてある。李玉華は法輪功を言い広めている。8~9年の刑がふさわしい」と言った。李さんの弁護士(裁判所側が指名した)は「李玉華の行為は犯罪にならない」と言っただけで、裁判官に弁護を止められた。そして、裁判官は李さんに「犯行を認めるか」と聞き、李さんは「事実と一致していません。犯行を認めません。判決を下されるなら、私は上訴します」と答えた。
その後、李さんは8年の実刑判決を言い渡され、刑務所に送られた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)