中国・江蘇省の退役軍人 不当に開廷される
【明慧日本2016年3月29日】中国・江蘇省連雲港市の退役空軍軍人・法輪功学習者・仲崇賓さん(55)は、江沢民を告訴したとの理由で不当に連行され、家財を押収された。今月22日、不正な裁判が行われた。
情報筋によると、裁判所は弁護士に23日に、仲さんに対して開廷すると知らせた。同時に、司法局の管理官は弁護士を探し、仲さんに弁護しないようと命じた。弁護士はやむを得ず、22日の午前、留置場を訪ね、仲さんに自分で弁護するように伝えようとしたが、面会できなかった。また仲さんの家族にも連絡したが、連絡が取れなかった。
それで、当日の法廷で、裁判官はわざと仲さんにこう聞いた。「後ろの傍聴席に、あなたの家族がいるかどうか振り向いて、確認してください」。仲さんは傍聴席を見たが、家族はいなかった。
仲さんは退役後、市の法律事務所に勤め、1999年から法輪功を学び始めた。しかし、わずか1カ月後、中国共産党による法輪功への迫害が始まり、仲さんは様々な迫害を受けた。2004年7月、仲さんは労働教養所から解放されて半年後、再び新浦区の610弁公室の警官に、不当に連行・拷問され、懲役4年の不当な判決を宣告され、洪澤湖刑務所に拘禁された。
昨年6月12日午前、仲さんなどは江沢民を告訴したとの理由で、不当に連行され、家財を押収された。現在、仲さんと袁春莉さんは市留置場に拘禁されている。仲さんは拘禁されてからの13日後、無断で採血を要求されたが、強く断ったという。
弁護士は昨年9月に面会に行った時、仲さんは迫害され、下の歯がすべて抜けてしまい、噛むことできず、痩せこけてしまったという。
近日、市の学習者4人は、相次いで不当に開廷された。