吉林省女性法輪功学習者 薬物迫害された疑い(写真)
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 【明慧日本2016年3月30日】中国・吉林省集安市花甸鎮の法輪功学習者・李元美さん(62歳女性)は、同省集安道路会社の従業員だった。李さんは法輪功を学ぶ前、心臓病、胃病など、多種の病気を患って、いろいろな病院を訪ね、治療したが、効果はなかった。1998年に法輪功を学び始めてから、いつの間にか病気が消えてしまい、健康を取り戻した李さんは、心から師父に感謝した。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)
拷問の再現:内容不明な薬物を注射される

1999720日、元国家主席の江沢民が、法輪功への迫害を引き起こした。李さんは法輪功を学び続けているため、当局にさまざまな迫害を加えられた。

李さんは1999年、法輪功への迫害停止を求めるため、自ら受けた法輪功の恩恵を手紙に書き、中国共産党当局宛に出したが、連行され集安留置場に7日間不当に拘禁された。

2000年、李さんはほかの法輪功学習者の家に法輪功の経文を取りに行った。そのため、連行され15間拘禁された。

20011226日、李さんは再々に連行された。その1カ月後、李さんは黒嘴子労働教養所に送り込まれた。教養所の迫害で、李さんは精神異常になった後、意識を失って植物人間になった。それで、教養所側が責任を負うことを恐れて、李さんの家族を呼んできて帰宅させた。

家族は植物人間の李さんを入院させ日々介護し、3カ月後、李さんは目が覚めた。退院した李さんは家で法輪功を学び続け、体が回復した。

2013810日、李さんは馬蹄村で法輪功の迫害の資料を配ったとき、花甸派出所の警官らに不当に連行された。翌日、集安留置場に送られた李さんは、嘔吐などの病状が現われた。

同年1015日、集安市裁判所は、李さんの家族に通知せず、李さんに対して不当な開廷をした。

翌日、家族は裁判所に行き、李さんの解放を求めるために集まった人々のサインしたものを、裁判長に渡した。

しかし、裁判所は李さんの解放を求める人々の声を無視し、李さんに3年の実刑判決を言い渡し、124日に李さんを吉林省女子刑務所に送った。

今年124日、刑務所側が李さんの夫に、「李元美は刑期が6カ月間短縮されたことを聞いて、興奮しすぎて数日眠れず、精神異常になっている李元美に、薬を飲ませてもいいか」と電話をかけてきた。「はい」と夫は返事し、フィックスで同意のサインを刑務所に送った。

1月29日、家族は刑務所に李さんを迎えに行った。しかし、李さんはすでに家族の顔がわからなくなっていた。李さんは記憶を失い、手足に力が入らず、食事も自分で食べられず、便失禁するようになっていた。その後、家族の懸命の介護で、李さんは少し記憶を回復でき、「刑務所で薬を飲まされた」と覚えているが、家族のことは覚えていなかった。

現在、李さんは手がまだ腫れていて、手、足の関節などに力が入らず、歩くとき転びそうになり、身体のあちこちが重く感じ、自力で寝返りができない状態である。

それで、家族は李さんが刑務所で、薬物の迫害を受けたのではないかと疑っている。

この十数年、李さんの家族も心身ともにダメージを受けた。李さんの母親が寝たっきりの状態になり、李さんの世話を欠かせない障害者の夫は自殺まで考えた。娘はいつも恐怖を感じ精神病になったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/10/325184.html)
 
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