中国・大連市の70代の法輪功学習者、迫害されて両目失明
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 【明慧日本2016年4月1日】大連市刑務所第六監区に拘禁されている法輪功学習者の姜漢桐さん(72歳)は治療の時期を遅らせられた結果、両目を失明してしまった。

 昨年3月20日の深夜1時ごろ、岫岩県竜潭鎮のいずれも70代の学習者の姜漢桐さん、王世賢さん、王国言さんの3人が法輪功の資料を配布した時、鎮派出所の警官に不当に連行され、県留置場に拘禁された。

 7月6日、県裁判所は3人に対して不正裁判を行った。北京の弁護士は、法輪功を学ぶことは無罪であることや、法輪功への迫害は江沢民1人の意志であり違法であることを指摘し、学習者の無罪解放を要求した。しかし、裁判所は家族や弁護士に知らせないまま、王世賢さん、姜漢桐さん、王国言さんにそれぞれ懲役7年、5年、3年の不当判決を宣告した。

 情報筋によると、7月13日、姜漢桐さんは完全に失明してしまった。留置場に拘禁されていた期間、緑内障と診断された。しかし、姜漢桐さんが失明した後、警官は家族に知らせず、治療の時期を遅らせた。さらに、引き続いて姜漢桐さんを市南関嶺刑務所の洗脳班と市刑務所に移送した。

 家族の話によると、昨年11月に市刑務所から通知を受け取り、姜漢桐さんに会った時、初めて失明したことを知ったという。しかし、刑務所側は姜漢桐さんが刑務所に送られる前にすでに失明していたと強調した。その後、家族は姜漢桐さん を病院に連れて行って検査を受けたが、医者は治療の時期が遅かったため、もう治らないと宣告した。

 姜漢桐さんは一時出所を申請したが、県公安局と郷派出所に拒否され出所できなかった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/26/325843.html )
 
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