【明慧日本2016年4月7日】昨年年末、雲南省宣威(せんい)市の法輪功学習者の趙菲瓊さん(40代女性)は昆明市の警官に連行され拘禁された。
2014年12月、趙さんは宣威市のアクセサリー店でアルバイトを始めた。店主は、仕事に対して誠実で、勤勉で、笑顔で優しく接客している趙さんを気に入っていた。昨年末、趙さんは店主から休暇をもらって、昆明で高校に通っている娘に会いに行った。
しかし、その帰りの12月8日、昆明市から宣威市に戻ろうと、列車に乗る前の手荷物検査を受けた際、かばんから法輪功の真相が印刷されている1枚の1元紙幣を見つけられた。そのため、強制的に昆明鉄道公安局に連行され、夜に鉄道留置場に送られた。
翌日、警官は趙さんを連れて、宣威市にある趙さんの自宅に行き、家宅捜索を行った。その後、警官は趙さんを鉄道留置場に連れ戻した。3日後、趙さんは宣威市の警官に引き渡され、宣威市の留置場に拘禁された。その後、趙さんは警官から何度も紙幣のことと、家から押収された法輪功関連書籍の入手先を聞かれたが、何も話さなかった。
現在、趙さんは引き続き、宣威市留置場に拘禁されている。
1999年7月20日、当局が法輪功迫害を開始してから、趙さんは5回にわたって連行・拘禁され、労働教養処分と実刑判決などの迫害を受けた。
2000年10月、趙さんは労働教養所に行き、拘禁されている知り合いの法輪功学習者と面会したため、警官に連行され昆明市第二留置場に拘禁された。
2004年8月、趙さんが友人に法輪功のDVDを渡したとの理由で、4年の実刑判決を言い渡された。
2009年5月、趙さんは同じ理由で2度目の4年の実刑判決を下された。
2013年5月16日、趙さんは雲南省第二女性刑務所から出所してすぐに、警官に強制に宣威市精神病院に入れられた。