中国・北京の70代法輪功学習者 実刑判決を
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 【明慧日本20164月8日】中国・北京市平谷区の法輪功学習者・華万来さん(73歳男性)は217日、北京市順義裁判所に16カ月の実刑判決を言い渡された。

華さんは平谷区大華山鎮陳荘子に在住である。昨年713日、華さんは順義区張鎮で電柱に法輪功迫害を起こした江沢民を告訴した記事を貼ったため、張鎮派出所の警官に連行された。その後、張鎮派出所と大華山派出所の警官は、華さんの自宅に行き、家宅捜索をし、法輪功のDVD、法輪功の資料、MP3などの私物を押収した。

警官は華さんを順義留置場に入れようとしたが、入所の健康診断を受けたとき、重い病状が現われ、北京公安医院に搬送された。同病院で37日間入院した華さんは、818日、仮釈放をされた。

昨年1125日、華さんは順義検察院に起訴され、不正な裁判をかけられた。今年217日、華さんは16カ月の実刑判決と罰金2000元の判決を宣告された。裁判所は「華万来は健康診断が合格すれば、刑務所に収容する」と言った。

華さんは以前、高血圧症、心臓病、坐骨神経痛など、多種の病気を患い、力仕事ができなかった。しかし、法輪功を学んでから、華さんは心が広くなり、「真、善、忍」に従って自分を要求し、より良い人になるため努力をしているうち、いつの間にか病気が消えてしまい、力仕事をしても、疲れを感じなくなった。

華さんの妻・張桂芝さんも法輪功を学んで、萎縮性胃炎、十二指腸潰瘍などの病気が治り、人と争うことをしなくなり、優しい性格になった。

しかし、江沢民が1999720日、法輪功への弾圧を開始した。華さん夫婦は法輪功を学び続けているため、迫害を受けた。

華さんは2002年に労働教養処分2年を下され、同年11月に労働教養所に収容された。20056月、華さんは再び、労働教養所に入れられ、26カ月間、拘禁された。妻も労働教養所に拘禁されたことがある。夫婦はまた、2回拘禁されたことがあり、洗脳班に入れられたこともあったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/16/325424.html)
 
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