中国・河北省唐山市 二十数人の法輪功学習者が連行される
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 【明慧日本2016426日】中国・河北省唐山市の公安当局は、331日から45日まで、少なくとも法輪功学習者23人を不当に連行した。連行された学習者たちは、同市の豊潤区、曹妃甸区、遷安市、古治区、豊南区に在住である。現在もなお、18人が拘留所や留置場に拘禁されている。

 警官十数人が一斉に学習者の自宅に侵入して、学習者を連行し、また、街で学習者を連行した。

1、唐山市区の学習者11人が連行され、家宅捜索される

 韓長根さん、張国芬さん、穆淑芹さんの3人は、331日と4月1日に連行された。韓さんと張さんは街で人々に法輪功の真相を伝えるときに連行された。翌日、穆さんは韓さんの家族に付き添って、路北公安分局に行き、韓さんと張さんの解放を求めたが、その場で連行された。張さんと穆さんはともに10日間拘留された。

唐山市北駅に住む李建国さんは、警官に家宅捜索をされ、連行された。

警官は劉紹耕さんの借りた家を監視していた。警官は331日、劉さんを連行しようとしたが、劉さんは家を離れたため、連行を免れた。劉さんの妻・劉楊さんは、連行され唐山市第一留置場に拘禁された。

331日午後540分、市公安局の警官十数人は路北区韓城鎮に在住の劉麗麗さんの自宅を不法侵入した。警官は劉さんに手錠をかけてから、家宅捜索を始めた。現金4000元、パソコン2台、プリンターなどの私財を押収した。脳血栓で自立生活ができない劉さんの夫が部屋から出て来て、また歩けない義理の母も這って部屋から出て来て、懸命に劉さんの連行を阻止した。それで、警官は劉さんの連行を諦めた。

韓愛霞さんと姉は路北区韓城鎮に在住で、331日夕方、唐山市公安局の警官に連行され、家宅捜索された。

王玉梅さんも同じ、唐山市路北区韓城鎮に住んでおり、331日夕方、警官に家を家宅捜索された。王さんは不在だった。

白梅芬さんも連行された。具体的な情報がわかっていない。

2、豊潤区の学習者3人が連行され、家宅捜索される

 閻暁専さんと息子は331日夕方、市公安局と新区燕山路派出所、豊潤区国保大隊の警官によって、燕山路派出所に連行された。閻さんの車も押収された。41日夕方、県の病院に送られ、健康診断を受けさせられた閻さんは、直接豊潤留置場に送り込まれた。息子は解放された。

趙鳳存さんは豊潤区小張各荘鎮に在住で、331日夕方、豊潤区公安局十数人の警官によって、小張各荘派出所に連行された。警官は家宅捜索をして、趙さんの家のパソコン1台、携帯電話2台を押収した。その後、趙さんは2000元を強請り取られた後、解放された。

3、遷安市学習者3人が連行される

 唐山市遷安市の馬強さん、劉小鳳さん、張紅さんの3人は、41日午前9時頃、警官に連行された。張さんは午後に帰宅させられたが、馬さん劉さんは遷安市留置場に拘禁された。

4、古治区の学習者2人が連行され、家宅捜索される

4月1日午前9時頃、開ラン公安分局、国保大隊、ラン新林派出所の警官二十数人は、パトカー4台に乗って、孫暁英さんの家に向かった。警官らは孫さんの家を家宅捜索し、パソコン、プリンター、インク、印刷用紙、ライター、DVDディスク、携帯電話、法輪功関連書籍、法輪功創始者の写真などを押収し、孫さんを連行した。

同日10時過ぎ、開ラン公安分局、国保大隊、開ラン呂家トウ鉱派出所の警官数人は、李孝先さんの家を不法侵入し、パソコン、プリンター、インク、印刷用紙、ライター、DVD[ディスク、法輪功関連書籍、法輪功創始者の写真、携帯電話、オートバイなどの家財を押収し、李さんを連行した。

5、豊南区の学習者4人を連行する

331日午後3時半、唐山市豊南区に在住の王俊福さんは、街で歩いているとき、2台の車から下りてきた私服警官に連行された。

45日、曹妃甸区第五農場の劉麗栄さん、趙淑花さん、張玉萍さんの3人(60代)は、ラン南県奔城の市場で法輪功の真相を伝える際、中国共産党が法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報されて、連行された。3人は現在、どこに拘禁されているのか不明である。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/10/326493.html)
 
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