恐怖心を取り除く過程で認識したこと
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文/北京の大法弟子

 【明慧日本2016年4月15日】相手に面と向かって法輪大法真相を伝える際、いつも恐怖心に阻まれて悩んでいました。その心を取り除かない限り、修煉の向上を得ることができません。なぜ恐怖心が生じたのでしょうか? その根源はどこにあるのでしょうか? どのようにすればその根源を見つけ出し、迅速に取り除くことができるのでしょうか? 苦悩の末、心の中で師父に助けを求めました。「本を多く読む」という師父のお教えを思い出し、ほかのことはさておき、法の中から答えを探すことにしました。

 『轉法輪』を書き写していた時、「私心」という2文字を見て、「私心があったために次元が落ち、一切の良くない心が私心により発生している」と認識することができました。

 翌日の夜、法を聞いている最中に、突然、恐怖心も私心の一種だと気付きました。

 その日の夜、『轉法輪(卷二)』を書き写していた時、師父はなぜ繁体字を使用されているのかと不思議に思いました。しかし、「覚者は執着心がまったくなく」と書いた時、「執」の偏(漢字の左側の部分)が「土」と人民元のマーク(「¥」)によって構成されているのを見て、執着心は物質や金銭と関わっていることに気付きました。

 師父の法身の度々の啓示により、私は自分のものを失いたくなく、自分のものが傷つけられたり、横領されたり、奪われたくないために、恐怖心が生じたことが分かりました。

 江沢民を訴える過程で生じた恐怖心や、面と向かって真相を伝える時の恐怖心のいずれもが、平穏な現状を壊されたり、家のプリンターや法輪功に関する資料を奪われたり、家族が私のことを心配し、感情的に傷ついてしまうのではないかと心配したからです。

 世間の万事万物は大法によって切り開かれ、法を正す時期の大法弟子は神聖な使命を担い、所有するすべてをもって師が法を正すことを手伝い、衆生を救い済度すべきです。また、これらのものは簡単に邪悪に奪われるはずもありません。しかし、私は自分の持っているものや平穏な生活を失いたくなく、衆生を救い済度することを躊躇してしまいました。本当に衆生に申し訳ないと思っています。真相が世に明らかにされる時、無数の生命は私が誓約を果たさなかったことにより命を失うことになり、永遠に悔を残してしまいます。

 この文章が恐怖心により妨害されている同修の皆さんのご参考になれば幸いです。

 師父に感謝し、同修の皆さんに感謝します。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/9/326427.html )
 
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