78歳の法輪功学習者が死亡
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 【明慧日本2016年6月2日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・寧恩浩さん(78)は、4カ月以上不当に拘禁され後、懲役3年を宣告された。今年3月16日、寧さんは無念な思いを晴らせないまま死亡した。

 近隣の人たちは「さんはとても良い人だった。もし迫害に遭わなければ、90数歳の人生を歩むことが可能だったかも知れない」と言っている。

 寧さんは昨年8月初め頃、瀋陽市八一公園で法輪功迫害の真相を人々に伝えた時、瀋陽市和平区八経派出所の警官により連行され、同市和平区留置場に4カ月以上拘禁された。

 4カ月後の12月15日、留置場側は寧さんの健康状態が悪化したため、帰宅させた。帰宅後、家族は寧さんを病院へ連れて行き、大金を使って治療したが好転せず、今年3月16日午前、寧さんは死亡した。

 1999年7月、江沢民らが法輪功に対する迫害を開始して以来、寧さんは4回拘禁された。何度も労働教養・拘留・判決・拘禁などの迫害を受け、寧さんの体力は限界に達した。

 かつて寧さんは、多くの病気を患っていた。しかし、法輪功を学んで2カ月後、心身ともに健康になり、16年間一粒の薬も服用せず、一銭の医療費もかからなかった。寧さんは自分が法輪功を学んで受益した体験、そして江沢民がなぜ法輪功を迫害したのかを、ずっと人々に伝え続けていた。

 寧さんは亡くなる前、家族に頼んで車椅子に小さな箱をつけてもらい、法輪功の資料を入れていた。自分が歩けなくても、車椅子で街へ出かけて資料を配り「共産党と江沢民らに騙された人々を救いたい」と言っていた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/18/328898.html)
 
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