中国・山東省の法輪功学習者、不当に連行
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 【明慧日本2016年6月21日】山東省聊城市の法輪功学習者の馬玉芝さんは黒竜江省の賓県実家でカードの手続きを申請する際、身分証明書を提出したため、3月9日にハルビン市阿城区の警官に身柄を拘束された。3月15日から現在まで、聊城市留置場に拘禁されている。情報筋によると、馬さんへの逮捕状が発付され、馬さんを罪に陥らせる資料も東昌府区検察院に送られたという。

 昨年8月22日、馬さんと王秀珍さんが閻寺事務所で法輪功の資料を配布していた時、閻寺派出所の警官に不当に連行された。馬さんたちは当日解放されたが、三輪車、DVD、パンフレットおよび『中国共産党についての九つの論評』などの資料は押収された。

 当派出所はまた2台のパートカーで、10数人の警官を派遣し、馬さんの2人の娘の家を訪ね、家宅捜査しようとした。しかし、孫たちの理屈の通った反論で部屋に入らず帰った。

 馬さんたちはタクシーで市内に戻ったが、監視カメラに取られた。警官らは毎日馬さんの2人の娘の家に行き、嫌がらせをし続けた。

 また、王さんの家族もみんな監視されている。警官らは王さんの写真を持って行方を尋ねたり、王さんの職場の社長に「王さんを派出所に送らせるように」と要求した。そのため、王さんは放浪生活を余儀なくされた。

 市公安局は2人を全国に「指名手配」した。

 そのため今年3月9日、馬さんが身分証明書を提出した際、連行された。聊城市東昌府区公安支局、東昌府区の法制弁公室、閻寺派出所の警官はハルビンに赴き、馬さんを市に連れ帰った。

 3月15日、馬さんは市留置場に拘禁された。警官はさらに「王さんを捕まるまで、馬さんを解放しない。馬さんを餌にしてほかの学習者を連行する」と言いふらした。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/15/330068.html)
 
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