中国・広東省の法輪功学習者は、刑期満了後も半年拘禁されている
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 【明慧日本2016年6月23日】昨年11月、広東省湛江市雷州市の法輪功学習者の黄連さんが国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者に身柄を拘束された。今年3月14日に不当裁判を行われたが、結果が出ないまま、市留置場に拘禁されている。

 昨年11月、市国保大隊の5人の警官が黄さんの職場を訪ね、黄さんを市法制学校(洗脳班)に連行した。また、黄さんのパソコン、プリント、法輪功の関連書籍などの私物も押収した。黄さんは迫害に抗議するため、8日間断食したが、強制的に鼻から灌食された。その結果、黄さんはわずか半年で痩せこけた。

 今年3月14日、市裁判所は黄さんに対して不当裁判を行った。法廷で家族が雇った弁護士や、黄さんの娘も無罪の弁護をした。裁判官は休廷を宣告し、起訴側は「犯罪にならなくても、金品をゆする取るか、行政処罰にしたい」と主張した。

 現在、刑期満了にも関わらず、黄さんは依然として拘禁されている。その痩せぶりは見る影もない。法廷で家族でさえも一瞬見分けられなかったという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/18/330191.html )
 
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