天津市の李建春さんは迫害され自立生活ができず
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  【明慧日本2016年7月7日】2016年5月12日の夜に連行された、天津市の12人の法輪功学習者のうち、李建春さんは武清区留置場に迫害され、椎間板ヘルニアが再発し、自立生活ができなくなった。しかし関係部門は決して帰宅させなかった。

 李さんが連行されて20日余りの間、家族はいかなる知らせも受け取っていなかった。6月2日、李さんの代理弁護士は武清下朱荘派出所と武清区刑事3大隊を駆け回って情況を調べたが、応対した警官は互いに責任をなすりつけあった。紆余曲折の後 、弁護士はようやく武清留置場で李さんに会えた。李さんは椎間板ヘルニアが再発し、自立生活ができず、担架で運ばれてきた。

 6月8日午前9時半、弁護士は李さんと2回目の面会ができた。その時の李さんはすでに動けなくなり、非常に苦しそうな様子だった。にもかかわらず、担架の上の李さんはまだ手錠をかけられていた。弁護士は急いで刑事大隊を訪ね、保証人を立てて出所の申請資料を手渡したが、依然として解放されていない。

 李さんの家族は、何回も検察院へ家財を押収した警官を告訴した。家が留守の時に家財を押収され、盗難が発生した。家族は何度も110番に通報した。

 李さんは若い時に苦労しすぎて、多くの病気を患っていた。李洪志先生の済南説法講習会に参加した後、健康になった。李さんは法輪功の迫害真相を伝えるため北京へ行ったことがあり、1カ月間拘留された。2004年12月に再び連行され、2年6カ月の労働教養を強いられた。期間中、李さんは半身不随になり、2006年に一時出所した。その後学法煉功を通じて健康が回復した。

 2016年5月12日の夜、天津市の法輪功学習者が法輪大法デーの横断幕を掛けに出かけた際、13人の法輪功学習者が連行された。中の1人は帰宅し、12人は不当拘禁された。王景芬さん、徐思亮さん(夫妻)、李建春さん、袁秀清さんは武清区留置場に拘禁され、他の8人の連行先は分からない。

 6月20日の時点で、5人の法輪功学習者がまだ解放されていない。房克山さん、張樹蘭さん、王輝さんは南開の留置場に移送された。李建春さんと袁秀清さんは依然として武清留置場に拘禁されている。

 今、李さんは担架の上で横たわることしかできない。自立生活ができず、同室の人が世話をしなければならない。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/23/330403.html)
 
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