【明慧日本2016年7月7日】ロシア・サンクトペテルブルグ在住の法輪功学習者は、6月22日と25日の2日間、シャン・ド・マルス公園で、中国で起きている法輪功への迫害を制止する署名活動を行った。公園で学習者たちは法輪功の功法を披露し、その素晴らしさを紹介すると同時に、中国共産党が残酷に法輪功を迫害している実態、特に暴利を貪るために、学習者を対象とする生体臓器狩りが行われていることを暴露した。その残忍さに人々は大きな衝撃を受け、署名の呼び掛けに積極的に応じた。
多くの人が横断幕の内容を読んだ後、中国共産党が学習者の生体から臓器を強制的に摘出していることを学習者から聞き、あまりにも大きな衝撃を受け、すぐには信じることができずにいた。その実態をさらに良く知ると、自ら進んで迫害反対の署名用紙にサインした。また、一部の人は迫害のことをすでに知っており、ネット上で法輪功を応援するメッセージを送ったという。
ある中年の人は椅子に座って、資料を30分じっくりと読んだ後、署名をした。「すべてがようやく分かりました。これは絶対に知らない振りをしてはいけないことです」と述べた。
モスクワの臓器移植の担当医は「臓器移植は現代医療において、すでに重要な手術の一部分となっています。しかし、ロシアでは、臓器の提供は提供者の同意のみならず、家族の同意も得る必要があります。本人と家族の同意なしで、生体から強制的に臓器を摘出することは人類社会における真の犯罪行為です」と指摘した。
活動現場の近くにある大学の講師は、資料を良く読んだ後、「現代の中国をよく知っていますが、法輪功の事は初めて聞きました。どれぐらいの学習者がいますか?」と尋ねた。「アメリカで最近開かれた法会では、約1万人の参加者が参加しました」と言うと、「私は貴方たちを支持します」と言い、署名用紙にサインをした。
この2日間で、多くの署名を集めた。その中に旧ソ連の国々から訪れた旅行者もいた。アゼルバイジャンとウイグルの人もいた。多くの若者と大学生も事の経緯を知りたがり、活動の現場に訪れた。彼らも始めは多くの人と同じように「生体臓器狩り」という事実にとても困惑した様子だった。学習者からの説明をよく聞いて署名したあと、「世間には苦労が多いのですが、法輪功学習者をこれほどまでに残酷に迫害することは絶対に許せません」と憤った。