中国・黒竜江省の楊運濤さん 江沢民告訴で不当裁判に
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 【明慧日本2016年7月9日】中国・黒竜江省の樺南県裁判所は、先月21日午後、法輪功学習者・楊運濤さん(60代)に対して、再び不当な裁判を行った。傍聴席には610弁公室の関係者2人のほか、楊さんが在住する村の村民たちも高い関心を持ち、満員のマイクロバス2台でやって来た。

 事件の詳細は、下記の通りである。

 今年4月18日、県明義郷の農民の楊運濤さんは、最高裁判所および最高検察庁に法輪功迫害の元凶である江沢民への告訴状を送ったとのことで、県裁判所に不当に開廷された。家族は楊さんに北京の弁護士2人を雇い、無罪の弁護を頼んだ。この情報は法曹機関のビッグニュースになった。公安局の副局長は「北京から来た弁護士だなんて、これはぜひ聞きに行かなきゃならない」と言い、20人あまりの警官を派遣し、傍聴させた。

 前回の法廷では、弁護士の弁護の根拠はつよく、傍聴席の農民たちが深く納得し、起訴者側まで反論できず、閉廷後も大きな話題になった。

 今回の開廷の情報が公開されてから、若者を含め、多くの村民が積極的に傍聴に行った。また、県610弁公室の関係者2人も傍聴しに行った。

 当日午後2時ごろ、裁判が始まり、わずか30分でいい加減に終わらせた。

 現在、楊さんはすでに130日間拘禁されている。弁護士が面会に行った時、一部の法輪功の真相がわかった警官も「信仰があることが何の罪になるのか? 告訴することも罪ではない」と弱い者の味方をした。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/1/330759.html )
 
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