朝鮮族のおばあさんの修煉物語
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文/黒竜江の大法弟子 春子

 【明慧日本2016年7月25日】私は1999年に修煉を始めた朝鮮族の大法弟子です。3歳の時に母を亡くし、継母に打たれたり、罵られたりしながら育ちました。ご飯を食べさせてもらえなかったり、まともな服を与えてもらえずに寒い思いをしました。その頃の自分は何のために生きているのか分からず、生きていくのになぜこれほどたくさんの苦しい思いをしなければならないのかわかりませんでした。

 それから大きくなって結婚して、何年か平和な生活を送ることができました。しかしながら、子供を産んでからは、夫が仕事に行かなければならないため、1人で赤ん坊の世話をしなければなりませんでした。そのうえ胃病やリウマチ、痔、心臓病、神経性頭痛などの様々な病気にかかってしまい、1年中、全身の各関節が氷に包まれているかのように寒く、また、常に壁にぶつけて死のうとさえ思ってしまうほどのひどい頭痛に苦しめられていました。

 50歳の時、夫が亡くなり、収入がなくなりました。下の息子はまだ高校生で、私も働ける状況ではありません。痔ができると、座ることも立つこともできず、3日間外に出られないため、隣に住んでいる人に食べ物を買ってきてもらうよう頼みました。こうして、何とか餓死せずに乗り越えてきたのです。元からこの世界に悲観していましたが、当時はもはや絶望していました。

 子供を養えるお金がなく、せめて面倒だけはかけたくないので、いっそのこと出家して寺で一生を終えれば、子供にも負担がかからないと思い、仏教を信仰している何人かの友人に伝えました。しかし、その内の1人が私の出家理由を聞いて、法輪功を教えてくれたのです。「みんな病気をなくすために法輪功をやって健康な体を得ている。色々な病気や末期のがんまで治った人もいるから、あなたもやってみたら」と勧められました。彼女の紹介を聞いてすぐに修煉を始めようと思い『轉法輪』をもらいました。しかし、私は朝鮮族で漢字の読み書きどころか、うまく話すことさえできないのに、彼女は「まずは本を読んでから」と言ってきたのです。

 仕方なく、ほとんど字が読めない私は小学校に上がったばかりの孫娘に聞くことにしました。しかし、初めは一文字一文字教えてくれた孫娘も、面倒くさがって私に辞典を渡したのです。けれども、ピンインも分からないため、子供に教えるためのピンインポスターを買ってきて、孫娘に教えてもらいながら一から勉強し始めました。

 慈悲なる師父は私の修煉したい心を見て、煉功もまだ始めていないのに、たった2日本を読んだだけで体を浄化してくださり、何十年もずっと私を苦しめてきた病がいつの間にかすべて消え去りました。この奇跡により修煉に対する自信がついて、1カ月ほどで『轉法輪』が読めるようになったのです。

 ある時、不注意で転んで手首を骨折しました。医者に「手術しなければならない」と言われましたが、私はその場で「法輪功を修煉しているから手術しなくても大丈夫です」と断りました。医者に笑われましたが、家に帰って何日か経つと、まるで何もなかったかのように治ったのです。これを見た近所の人々も「すごいですね、私たちも法輪功をやってみよう」と驚きました。

 1999年7月20日、中国共産党は法輪功に対して大々的に誹謗中傷を始めました。多くの同修真相を伝えるために北京に行きました。私も行こうとしましたが「あなたは修煉を始めたばかりだから、家でもっと法を勉強したほうがよい」と同修に言われ、上京することを断念しました。

 けれども、法輪功を修煉して身体が健康になったことが警察に知られてしまい、警察官たちによく嫌がらせをされました。ある時、私がどうしても修煉を諦めないので、留置場に拘禁されてしまいました。そこでは皆外で顔を洗わなければなりませんでした。真冬だったので、髪を洗っている時、濡れた髪はすぐに凍ってしまいました。両手も頭も寒くてとても大変でしたが、それでも私は頑張って髪を洗いました。初めは刑務官に笑われましたが、冷たい水で髪を洗っても何の異常もない私を見た刑務官は黙りました。60歳を過ぎたおばあさんが真冬の冷水で髪を洗っても風邪すら引きません。もしこれが常人なら、きっと寝込んでしまったでしょう。

 元からあまり法を勉強していなかったので、学法の事で色々と苦労しました。留置場で同修と『洪吟』を勉強している時、同修の後に続いて読みましたが、詩の表面上の意味さえ理解できませんでした。例えば、「蒼窮は無限に遠く」[1]の意味について同修に何度も教えてもらってようやく理解でき、この詩を覚えられるのです。時間はかかりましたが『洪吟』と『精進要旨』を暗記することができました。

 それから漢字の勉強を始めました。普通は字を「書く」のですが、私はどこから書けばよいのか分からないので、他人の書き方を真似て字を「描き」ます。今では法輪功が迫害されている真相を手紙で郵送する時、私の字を見た人は「おばあちゃんの字ってきれいだね」とよく言われます。けれども、私は字を書いているのではなく、描いているので、他人が1時間で書き終えるものを私は何時間も、時には何日もかけて描いていくのです。

 法輪大法が不法に迫害されている真相を詳しく衆生に伝えるために、さらに多くの衆生に中国共産党の正体を教えるために、私は街に出て真相を伝えているので、今まで何度も警官に連行され、労働教養を科せられ、5年もの判決を下されました。しかし、私は修煉することを決して諦めません。今は師父の冤罪を晴らすことと、世間に真相を伝えることだけを願っています。

 注:
 [1]李洪志師父の詩:『洪吟』「洪」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/16/331391.html)
 
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